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「オンライン・オフラインのメディアが統合、本格的なオムニチャネル時代に突入」Hivestack Japan 神内 一郎氏

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※「AdverTimes. 2023年新年特別号(新聞版)」では、「識者が読み解く2023年注目の動向」と題し特集を組みました。ここでは、新年特別号に掲載した記事の一部を公開します。

Hivestack Japan
社長
神内 一郎氏

オムニチャネル

2023年はメディア・カレンシー、広告効果分析などのメジャメント領域、そして広告取引手法の領域やクリエイティブの領域においてもオムニチャネルが時代の潮流となるであろう。

従来、オムニチャネルと言えばオンライン広告の中の様々な種別の広告を網羅的に扱うことにとどまっていたが、2023年はOOHなどのオフライン・メディアとオンライン・メディアが統合された、いわば本格的なオムニチャネル時代に突入する。

メジャメント領域においては、WFAのProject Originに代表されるように、広告主から明確に「アテンション」をベースにしたメディア横断的なメディア・カレンシーが求められており、オムニチャネルを前提としたメディア・カレンシーの標準化が加速する。

広告取引の領域においては、Google、The Trade Desk、Yahoo!などに代表されるように、プログラマティック・プラットフォームがオフライン・メディアにも対応した広告取引のオムニチャネル化を推進。これにより、フルファネルでの広告効果分析も可能になってきた。

キャンペーン・プランニングから広告取引、配信、効果分析まで一気通貫でできる時代には、クリエイティブ領域においてもオムニチャネルを前提とした手法の変化が生まれてくるであろう。



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