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文化庁メディア芸術祭が終了、25年の歩みを振り返る企画展を開催

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2月4日から、1997年から2022年まで開催された「文化庁メディア芸術祭」の歩みを振り返る企画展が東京都内でスタートする。会場は寺田倉庫B & C HALL / E HALL(天王洲)で、会期は2月14日まで。入場無料。

企画展のキービジュアル。

文化庁メディア芸術祭はアート・エンタメ・アニメーション・漫画といったメディア芸術全般の創造と発展を目的としスタート。コンピュータやインターネットの普及といったメディア環境の変化などを背景に、最先端のデジタル技術を用いた新しい表現を育む場として多くのクリエイターが参加してきた。2022年3月(第25回)まで25年にわたり実施してきたが、2022年8月に2023年度の作品募集を行わない旨が発表されていた。

会場では、歴代受賞作品の中から社会やテクノロジーの変化、メディア芸術の表現の多様性を感じられる作品群が展示される。

主な展示作品としては、第4回(2000年)マンガ部門大賞の『バガボンド』(井上雄彦/原作:吉川英治)、第12回(2008年)アニメーション部門大賞の『つみきのいえ』(加藤久仁生)、第22回(2019年)アート部門優秀賞の『discrete figures』(真鍋大度/石橋素/MIKIKO/ELEVENPLAY)など。

(C) I.T. Planning, Inc 『バガボンド』

(C) ROBOT『つみきのいえ』

Photo:Yoshikazu Inoue『discrete figures』

また同会場では、令和4年度メディア芸術クリエイター育成支援事業に採択された7組のクリエイターによる新作プロジェクトと、海外に派遣された次世代の文化プロデューサーの活動報告を行う成果プレゼンテーション「ENCOUNTERS」も同時開催する。