花王は、2022年7月より開始している「もったいないを、ほっとけない。」シリーズの新年バージョンを公開した。2023年新年特別篇のCMと、正月広告「花王新聞」のクリエイティブディレクターは篠原誠氏が務めた。
60秒CMでは、日々の生活の中で同社が「もったいない」を解消する場面を製品が合唱。
泡切れに特化した食器用洗剤が節水に繋がることや、測量設計されている洗濯用洗剤が過度な使用を防ぐことなど、ESGに配慮した同社の取り組みを伝える内容となっている。
同日に公開した「花王新聞」では、同社の代表取締役 社長執行役員の長谷部佳宏氏が今回の取り組みについてメッセージを発信するなど、活動をPRした。
正月広告として公開した「花王新聞」。広告欄など、細部にまで同社の取り組みを伝える内容となっている。
今回の取り組みについて、花王の市川里津子氏は、次のように話す。
「CMでは、2022年度のCMで発信してきた取り組み一つひとつの点と点をつなぎ、改めて花王の想いを伝え、共感していただくことを目指しています。『花王新聞』は、シンボルである月のマークも登場し、新年にふさわしく思わず微笑んでしまうような明るいトーンにしました」。
同社は2019年4月、持続可能な暮らしを実現するためのESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を策定している。これに基づき、2021年よりパーパスに「豊かな共生世界の実現」と掲げ、ESGを根幹に据えた長期視点での経営に取り組んでいる。
今回の企業広告では、環境問題や物価高騰を背景に、「もったいないを、ほっとけない。」というメッセージを通じて、「ESG視点でのよきモノづくり」に根ざしたイノベーションや企業姿勢を伝えた。
スタッフリスト
- 共通
- 企画制作
- 電通
- CD
- 篠原誠
- CM
- NA
- 長谷川忍(シソンヌ)
新着CM
-
クリエイティブ
森永製菓「短すぎるカラオケ選手権」、4.8秒のカラオケに日本全国の歌い手が30 ...
-
クリエイティブ
日本電産、CM開始 新社名「ニデック」を訴求…創業50周年でブランド刷新
-
クリエイティブ
ハラミちゃんと山寺宏一が「高速」で行動!?包装資材商社が初めてのテレビCM
-
AD
広告ビジネス・メディア
味の素のTikTok広告が1000万imp超え TikTokクリエイターとの共創...
-
広報
自治体「初」のAI職員採用など話題化の裏にはエンタメ性と対応力
-
広報
“情報洪水”時代の今、広報に必要な情報リテラシーとは
-
人事・人物
大和ハウス工業、グループDX企画部を新設ほか(23年4月1日付)
-
クリエイティブ
【はじめに全文公開】ビジュアルデザインは、今を生きる人たちの共通言語 ~『わかる...
-
特集
第60回「宣伝会議賞」特集