大塚製薬のオロナミンCは、2月18日に新CM「出てこい元気」篇のオンエアを開始、公式YouTubeなどで公開した。

畑、海、山、野球場、スケートパーク、学校帰りの駅、家…、今回のCMで映し出されるのは、どこにでもあるような日常の光景だ。そして、働いた後に、遊んだ後に、おしゃべりをした後に、みんなで開けるオロナミンC。キャップを引き上げるときの「shupon!」という音が映像をつないでいく。

「オロナミン C は発売以来、 日本全国津々浦々の老若男女すべての方の元気を願っています。 オロナミン C を手にするとなぜか、ちょっと気持ちがほぐれます。 かけがえのない穏やかで元気な日常が顔をだします。世界も日本も、先の見えない不安や心配が続いていますが、そんな時代だからこそ、オロナミンCはこれまでと同じように、すべての人々の元気を繋ぐ存在でありたい。 だからこそ、この時期に、 思いを込めたメッセージをオンエアすることになりました」と、クリエイティブディレクター 今永政雄氏。

ブランドとしての大きなメッセージは変わらないが、今回はこれまでのCMとは一線を画す表現になっている。

「オロナミン C の特徴の一つである開栓音の shupon!を並べかえる と、 背中を押すと言う意味の push on!になります。キャップを引き上げる時、気持ちも 上がって欲しい。 オロナミン C を開ける手元。 ただそれだけ。 そんな何の変哲もない尊い日常を出来るだけありのままに、 そしてオロナミン C でしか描けない事を深く映し出したいと思 い、 撮影と監督をお願いした上田義彦さんと丁寧に積み上けました」

作曲家・ピアニストである中川俊郎氏が本CMのために書き下ろした曲が、映像を優しく包んでいる。