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創造の原点となるデザイン140点が一堂に「The Original」六本木で企画展

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東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで3月3日から、創造の原点となり世の中に深く影響を与えてきたデザインを集めた企画展「The Original」を開催する。深澤直人氏らが議論しセレクトした、家具やテキスタイルなど約140点が並ぶ。会期は6月25日まで。

Faye Toogood “Roly Poly”(2018, Driade)

Enzo Mari “Formosa”(1963, Danese Milano)

本展では、19 世紀後半以降の名作から現在進行形のプロダクトまでを幅広く展示し、その魅力を伝える写真やテキスト、選考過程や関係性を説明する資料などを通してデザインの魅力を問い直していく。

いずれもデザインジャーナリストの土田貴宏(展覧会ディレクター)、プロダクトデザイナーの深澤直人(企画原案)、キュレーターの田代かおる(企画協力)が議論を重ねて選んだもの。世界的な評価は高いものの日本ではほとんど流通してこなかった知られざる名作、2000年代以降のプロダクトも含まれる。

Ingegerd Råman “Watercaraf Set”(2017, Kimura Glass)

Enzo Mari “16 Animali”(1959, Danese Milano)

ここでいう「The Original」とは、必ずしもものづくりの歴史における「始まり」ではない。確かな独創性と根源的な魅力を備えたデザインを指す。

会場壁面には、写真家のゴッティンガム氏による展示プロダクトの写真約50点を展示。さらに一部のプロダクトは、実際の生活での使用シーンを体感できるよう、インテリアデザイナー 吉田裕美佳氏のスタイリングによるインスタレーションの中で紹介する。

火曜休館(3月21日は開館)、10時~19時。詳細は公式サイトにて。

PHOTO: “UNTITLED (THE FORMS THAT DESIGNERS FIND OUT #173-676),” 2022 © GOTTINGHAM IMAGE COURTESY OF 21_21 DESIGN SIGHT AND STUDIO XXINGHAM