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デザインとマーケ部門を統合 パナソニックコネクト

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パナソニックコネクトは、新体制でデザインとマーケティング機能を企業経営に最大限生かす(画像=DALL·E 2を用いて作成 / This image was created with the assistance of DALL·E 2)
パナソニックコネクトは、新体制でデザインとマーケティング機能を企業経営に最大限生かす(画像=DALL·E 2を用いて作成 / This image was created with the assistance of DALL·E 2)

パナソニックコネクトは3月30日、4月1日付でデザイン部門とマーケティング部門を統合すると発表した。企業活動における顧客との接点すべてでデザインやマーケティングの担当が入る体制にする。

顧客像にも一貫性を持たせる。デザイン部門は設計段階、マーケティング部門は営業やプロモーション段階とバラバラだったほか、開発や製造、サポートなどの部門では顧客理解が薄いなどの難点があった。デザイン部門は製品開発やユーザーインターフェース(UI)、サービスなど設計対象で担当が分かれていたり、デザインとマーケの間でも連携がしづらかったりといった課題もあったという。

担当役員は最高マーケティング責任者の山口有希子氏。山口氏は発表文で、「デザイナーとマーケターが1つの組織になり、社内のさまざまな部門とつながることで、私たちが社員や、会社や、社会のためにできることは多い」と意欲を見せる。

統合後の人員数は200人。パナソニックコネクトの従業員数はグローバルで約2万8500人。事部門配下にはコーポレートブランディングやPR、イベント、デジタルマーケティングの担当のほか、社内カンパニーや事業部単位で必要な職能のデザイン担当をつける。

松下電器産業時代も含めると、パナソニックのデザイン部門は歴史が古く、1951年からデザインを担う社内組織を持っている。