福岡コピーライターズクラブ（FCC）は4月8日、優れた広告作品を称える「FCC賞2022」の受賞作発表会を開催。最高賞に、佐賀県競馬組合のWebムービー「佐賀競馬場移転開設50周年『うまてなし。』」が選ばれた。電通九州の米村拓也氏がコピーを手がけた。

今年の審査方針は、「発明してる？」。対象は2022年2月1日から2023年1月31日までに掲載ならびに放送された広告作品で、今年は昨年より50点ほど多い、408点がエントリーした。

【参考】福岡コピーライターズクラブ「FCC賞2022」応募は2月14日まで

今回の特別審査員には、博報堂ケトルの皆川壮一郎氏を迎えた。4月9日の受賞作発表会では、皆川氏を含む9人の審査員が、事前審査通過作から最高賞ほか各賞を決める過程を公開。その様子はYouTubeでもライブ配信を行った。

最高賞、視聴者賞、審査員特別賞は以下の通り。このほか、FCC賞28作品が選出されている。

FCC最高賞
佐賀県競馬組合「佐賀競馬場移転開設50周年『うまてなし。』」（ムービー部門）
電通九州／米村拓也

視聴者賞、古屋彰一賞
一建設「ハジメとケンとセツ」（ムービー部門）
電通東日本／安永貴、鈴木宏明

皆川壮一郎（特別審査員）賞
日本ハム「シャウエッセン断髪式」（混合部門）
電通／早坂尚樹

久冨和寿賞
長崎市管工業協同組合「管工業習字」（グラフィック部門）
BBDO JAPAN／山内優揮

左俊幸賞
シアーズホーム「『アイパッソの家』シリーズ」（ムービー部門）
ハレム／岡田賢、川原正志

北川譲賞
青森銀行「家とWEB」（ムービー部門）
DNP DXセンター／野田芳希

今井美緒賞
JR貨物 北海道支社「JR貨物企業広告シリーズ」（グラフィック部門）
インプロバイド／池端宏介、チャン・クイーニー

永野弥生賞
アイキューブドシステムズ「求む、世界を書きかえる人」（混合部門）
BBDO J WEST／今井美緒、古屋彰一

下津浦誠賞
ポプラ社・横浜八景島「かいけつゾロリとうみのおたから大はっけぃん！」（混合部門）
読売広告社／柴田愛

和久田昌裕賞
日本AED財団「救命サポータープロジェクトシリーズ」（ムービー部門）
大広WEDO／山中彰