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古典落語で海外にも笑いを届ける―琉水亭 はなび氏(月刊『宣伝会議』「私の広告観」出張所)

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月刊『宣伝会議』では、社会に大きな影響を与える有識者が、いまの広告やメディア、コミュニケーションについて、どのように捉えているのかをインタビューする企画「私の広告観」を連載中。ここでは「私の広告観 出張所」として、インタビューの一部や誌面では掲載しきれなかった話をお届けします。今回登場するのは、英語落語を届けている琉水亭 はなびさんです。

琉水亭 はなび氏。英語落語・バイリンガル落語、港区観光大使、ラジオパーソナリティー、薬酒・薬膳酒協会理事、琉球かれん講師など、バラエティに富んだ肩書を持つ。

琉水亭 はなび氏

英語落語・バイリンガル落語、MC、ラジオパーソナリティー、港区観光大使、薬酒・薬膳酒協会理事、薬膳インストラクター、琉球かれん講師。東京都出身。武蔵野女子大学英米文学科卒業。Laguardia community college“Hip-Hop of Language”専攻、City College of SanFrancisco“Broadcasting”専攻。ラジオDJとしてNYやSF、日本ではZIP-FM,Shibuya-FM等多数のレギュラー番組を担当。大型音楽フェス・ファッション雑誌イベントのMCやテレビリポーター等も務める。2020東京オリンピック国際交流イベントや寄席、海外等で英語落語・バイリンガル落語の高座を行う。

 

Q1. 「英語落語」をはじめたきっかけを教えてください。

アメリカの大学に留学した際、私自身に日本文化に関する知識がなかったため、日本の良さを周囲の人に伝えられなかったことがとても悔しくて。日本に帰国後もその後悔は残っていて、どうにかして自分も日本の良さを発信ができないかと考えていました。

ある日、たまたまテレビで目にした落語に興味が湧き、落語好きの友人におすすめを聞いたところ、落語家・立川志の春さんの英語落語を勧められました。

元々、和のスピリットを持ったまま、洋の学問・知識を身に着け、両者を調和・発展させていくことを意味する「和魂洋才」という言葉が好きだった点や、留学を経て学んだ言語や、異文化に関する知識も生かすことができると感じ、直感的に「これしかない!」と思いました。

Q2. はなびさんは昨年、「Google Pixel」のテレビCM「リアルタイム翻訳篇」にも出演されました。出演を経て、広告の力とはどのようなものだと思いますか?

テレビCMとは、基本的にはその場で見て消化されてしまうものだと思っていました。でも出演後、改めて意識してみると、いつのまにか頭の中でその広告の印象的なキャッチコピーやCMソングがループしてたりするんですよね。これは、CMが潜在意識に語りかける力を持っているからだと思いました。
また、広告のクリエイティブには、「伝えたいことを広く届ける」だけでなく、「その先にどんな体験があるのかをも示してくれる」という力もあると感じています。

琉水亭 はなびさんのインタビュー記事は、月刊『宣伝会議』2023年3月号に掲載。
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月刊『宣伝会議』では、社会に影響を与える有識者の方々に、広告やメディア、コミュニケーションについて、どのように捉えているかを聞く、連載企画「私の広告観」を連載中。2022年12月分より「アドタイ出張所」という形で、アドタイで一部を紹介しています。
月刊『宣伝会議』デジタルマガジンでは、本連載の過去10年分の記事を含め、10年分のバックナンバー全記事を閲覧可能です。

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