AI食事管理アプリ『あすけん』を開発・運営するaskenが5月8日、同社初となるテレビCMの放映を開始した。
『あすけん』は食事画像やバーコードを読み取ることでカロリーや栄養素が可視化され、「AI栄養士」から自身に合った食事内容や食生活アドバイスを受けることができるアプリ。2007年にPC版サービス開始、2013年にアプリ版をリリースして以来、2022年12月時点の累計会員数は800万人にのぼる。
「カロリーの見える化」をダイエットの第一歩とし、食べたいものを過剰に我慢するのではなく、栄養バランスを意識しながら摂取カロリー量をコントロールすることを推奨してきた同サービス。そこでCMにおけるコンセプトを「食べないダイエットより、食べるダイエット。」とし、食事を楽しみながら続けられる健康的なダイエットを提案する。
今回、「ラーメン篇」「アイス篇」の2篇をテレビ(関西エリア)及びYouTube(CTV広告)などで放映。併せて、「食べるダイエット」について解説した特設サイトも公開した。
初のテレビCM放映に踏み切った背景について、askenマーケティング責任者の福井千尋氏は次のように話す。
「ダイエットをするにあたってアプリを活用してみようという志向をお持ちの方には、『あすけん』の認知度も少しずつ上がってきていることを感じています。しかし、アプリで食事管理をするという発想がない方、面倒そうだなと思われる方も、もちろんたくさんいらっしゃいますし、そうした方たちには『あすけん』を活用するメリットをお伝えする機会がなかなかないのが課題でした。そこで、テレビCMを活用できないかと考えました」。
クリエイティブでは、あえて“食べるシーン”にこだわった。クリエイティブディレクターの平岩真路氏によると、『あすけん』ユーザーは、1日の目標カロリーと摂取カロリーが見えているので、“今日はあと250kcal余ってるからアイスを食べちゃおう”など、楽しみながら前向きにダイエットをしていることが特徴だという。
「一方で、ダイエットは食事量を極端に減らすしかないと思い込んでいる人たちもいます。この層のユーザーに『食べないダイエットより、食べるダイエット』というコンセプトでコミュニケーションをしていくことは、非常にインサイトフルであり、効果が期待できると考えました。実際にアプリDL数の初速は順調。今後の効果も注視していきます」(平岩氏)。
スタッフリスト
- 広告会社
- ノバセル
- 制作会社
- TCJ
- ECD
- 田部正樹
- CD
- 平岩真路
- 企画
- 大石りか、隅洋茂
- ストラテジックプランナー
- 青山碧花
- CPR
- 小川真希
- PR
- 津本功、池田達矢
- PM
- 古屋悠平
- 演出
- 佐藤有一郎
- 撮影
- 横山こうや
- 照明
- James
- 美術
- SATO YURI
- 編集
- 小池崇斗
- 音楽
- 青葉紘季
- ミキサー
- 渋谷宗昭
- ST
- 奥田佳奈
- HM
- 三浦扇恵
- CRD
- 前山浩二
- CAS
- 岡村薫
- AE
- 田部正樹
- NA
- 斎藤凌
- 出演
- 越塚エリカ
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