お客さまのニーズを再定義した積水ハウスのカタログDX_R30のホープたち

次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する月刊『宣伝会議』の連載『R30のホープたち』。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回は積水ハウス コミュニケーションデザイン部で活躍する吉田弦史さんに話を聞いた。
※本記事は月刊『宣伝会議』12月号の転載記事です。

写真 人物 プロフィール 積水ハウス コミュニケーションデザイン部 CXデザイン室 戸建ブランディングチーム 吉田弦史さん

積水ハウス
コミュニケーションデザイン部
CXデザイン室
戸建ブランディングチーム
吉田弦史さん

注目のマーケティングキーワード

Key Takeaways(キーテイクアウェイ)

情報や経験の中から得た重要なポイントや教訓を指す言葉です。実際にカタログなどの制作を担当してくれる人たちにブリーフシートで企画を説明するのですが、市場動向などの重要な洞察を簡潔にまとめ、他の人と共有することの大切さを実感しています。制作物を受け取るお客さまがどう感じるのか、自分たちが発信したい情報を一方通行で届けるだけになっていないか。こうした点をより分析し制作物に落とし込むためにも、チーム内で明確で分かりやすい情報共有が必要だと考えています。

技術職からマーケターへお客さまの知りたいに寄り添う

大手ハウスメーカーの積水ハウスは2021年に戦略部門の広報部と広告宣伝部を統合してコミュニケーションデザイン部を開設。同部でマーケティング領域を担当するCXデザイン室に所属しているのが、入社3年目の若手マーケター吉田弦史さんだ。

入社後1年間は、技術職として戸建住宅の設計を担当。お客さまにヒアリングをしながら大切な家づくりに関わることにやりがいを感じていた。2022年に新設されたばかりのコミュニケーションデザイン部CXデザイン室に異動となった際には、より大きな観点から、多くのお客さまの住宅の充実に関われることに魅力を感じたという。現在は戸建ブランディングチームに所属し、半年に1回刊行する情報誌や、カタログ、展示場で使用するのぼりやパネルなどの制作物全体を担当している。

担当する制作物は全て間接的に顧客の購買意欲を左右する重要なもの、「自分たちが届けたい情報を一方的に発信するのではなく、市場のニーズを理解し、お客さまが本当に知りたいものは何なのかを理解することが大切だと感じました」と話す。

同社が2022年から始動した大幅なカタログ制作の改革(カタログDX)にも、吉田さんのこうした感覚が活かされている。

多すぎる情報量を精査99冊のカタログを主要4冊に削減

「カタログは営業部門がお客さまとの商談の際に使用したり、Webサイトから資料請求をされたお客さまに最初に届く大切なコンテンツになります」と吉田さん。実はこれまで同社には99冊のカタログが存在していた。「カタログの種類が多すぎるとお客さまが情報の選別が難しくなるだけではなく、当社が伝えたい情報やメッセージが見逃されてしまう可能性もありました」と振り返る。

……この続きは月刊『宣伝会議』12月号 で読むことができます。

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『宣伝会議』12月号(11月1日発売)

書影 宣伝会議12月ごう
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