石川県内18の蔵元が参加、復興応援へ統一ラベルデザインの日本酒発売

石川県酒造組合連合会は3 月10日、能登半島地震によって被害にあった蔵元を支えようと、統一デザインの復興ラベル「つなぐ石川の酒」を用いた日本酒を発売した。車多酒造や吉田酒造店、福光屋など18 の蔵元が参加し、それぞれの酒蔵で販売している。


写真 商品・製品 「つなぐ石川の酒」を用いた日本酒

デザインは、蔵元と親交の深い放送作家・小山薫堂さんを通じて、なかじましんやさんがディレクターを務めるパッケージデザイナー有志のユニット「パッケージ幸福論」に依頼。14 人のメンバーがデザインに取り組み、30 以上の提案から石浦弘幸さん(サントリー デザイン部)の案が採用された。

日本酒の蔵元にとって、年末年始は新酒を仕込む大切な時期。そんな中、連合会に所属する33 の蔵元のうち11 の蔵元が全壊、または半壊の状況に陥った。そこで被害が少なかった18 の蔵元が復興応援プロジェクトを立ち上げ、復興ラベルの日本酒を販売することに。利益の一部は能登の蔵元と石川県に寄付する。

デザインは石川県の形を一片の繋がる折り紙で表現し、一致団結した蔵元の絆や、復興に向けた想いを込めた。「折り紙の表現は、神事に用いる『紙垂(しで)』を連想させ、“復興への祈り”を表現しました。日本古来の伝統をイメージするだけでなく、幾何学的なモダンさも取り入れています」(石浦さん)。

ラベルは18 銘柄で統一。銘柄ごとに赤や水色、緑、紫など、日本酒のパッケージとしては明るく鮮やかな色を用いて、お酒を選ぶ楽しさを演出した。アイコンの横には、「TSUNAGUISHIKAWA」の文字とともに、各銘柄のロゴと酒蔵名を記載。通常、酒蔵名は裏面に載せることが多いが、「それぞれの蔵元を知っていただく機会になれば」との思いからあえて表面に記した。

「私自身、富山出身で石川とも縁があり、絶対に力になりたいと思いました。デザインの力で支援に貢献できることを本当に幸せに感じます。少しでも多くの方の目に留まり、共感し手に取っていただく機会になればと思います」(石浦さん)。

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スタッフリスト

AD+D
石浦弘幸
蔵元
久世酒造店、武内酒造店、中村酒造、福光屋、やちや酒造、金谷酒造店、小堀酒造店、車多酒造、吉田酒造店、加越、鹿野酒造、西出酒造、橋本酒造、東酒造、松浦酒造、宮本酒造店、鳥屋酒造、御祖酒造

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター




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