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甲子園球場を彩った言葉をつづる「辞典広告」 100周年記念で阪神電車ジャック

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阪神電気鉄道は3月20日、阪神甲子園球場の100周年を記念した企画「甲子園百年辞典」を開始した。阪神甲子園球場の歴史を象徴する100の言葉を、電車の中吊り広告として阪神沿線の車両内に展開する。企画制作は面白法人カヤックが担当した。


写真 風景 阪神甲子園球場の歴史を象徴する100の言葉

本企画では、「魔物」「最後の夏」「猛虎打線」「アレ」といった、甲子園でゲームを実施する中で生まれた100の言葉を「辞典」と称してまとめ、中吊り広告として展開。大阪梅田駅〜山陽姫路駅間および、神戸三宮駅〜近鉄奈良駅間を走る電車内の2編成をジャックする。

さらに、阪神大阪梅田駅の改札内にも、本企画によって選ばれた言葉が掲出されている。


写真 実データ 「辞典」広告
「辞典」広告では、世間で一般的に使われる言葉も甲子園球場ならではの意味合いで紹介している。

制作を務めた、面白法人カヤック クリエイティブディレクターの藤原慶太氏は、本企画について次のようにコメントしている。

「100周年のPR企画を検討するにあたって阪神甲子園球場のことを調べていくと、『甲子園」から連想される多くの人や物や出来事、そして『魔物』のように『甲子園』と紐づけると別の意味を持つ言葉が、たくさんあることに気づきました。

そんな言葉を切り口にすることで、甲子園に馴染みのある人だけでなく、馴染みのない人にもその歴史に触れていただけるのではないかと思い、『辞典』というアウトプットで企画を考えました」(藤原氏)。

また、制作にあたっては、車内を掲出場所にしたこともこだわりだったと、藤原氏は話す。

「100年の歴史を持つ阪神甲子園球場なだけあって、多くの言葉が集まったのですが、その中でも思わず目を惹くキャッチーな言葉や、意外性や発見のある説明文をつくることができる言葉を中心に、100周年にちなんで100個選定しました。その言葉たちを電車の中吊りで紹介することで、電車を『辞典』として走らせ、阪神甲子園球場に馴染みのある人だけでなく、馴染みのない人にもその歴史に触れていただくことを狙いました」(藤原氏)。

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スタッフリスト

企画制作
面白法人カヤック
CD+企画
藤原慶太
C
日野原良行
C+制作進行
三谷なずな
AD
立石竜馬
Pr
西植弘
D
阿久津裕亮
映像制作
佐藤海里
PR
渡邊好惠

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター