オイルシールメーカーのNOKは3日、グループ会社92社で新たに統一したコーポレートアイデンティティ(CI)を発表した。佐藤可士和氏がクリエイティブディレクションを務め、企業ロゴやグループロゴ、タグラインを刷新。3日には本社で国内外の従業員約3万8000人と報道関係者に向けた発表イベントを開催し、策定の目的やデザインに込めた想いを説明した。

タグラインは、「Essential Core Manufacturingー社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」と策定。コピーライターの斉藤賢司氏(ホンシツ)が携わった。また、より視覚的に伝えるモーションロゴも制作しており、中村勇吾氏(tha)が手がけている。今後同社サイトで公開する予定。
NOKは1941年創業で、自動車部品、電子部品などの開発・製造を手がける会社。気体や液体を密封するための部品「オイルシール」のメーカーとして、自動車向けに国内約7割のシェアを獲得、世界でも高いシェアを誇っている。グループとしては国内33社、海外58社を展開。それぞれが独自のコーポレートアイデンティティを展開していて、国内外のステークホルダーからグループとしての認知を得られにくいことが課題だった。


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