2024年5月に創業150周年を迎える西松建設は、4月2日より新テレビCMの放映を開始した。同社の企業CM第3弾となる今回は、若手社員役として俳優の細田佳央太さんを引き続き起用。今回からは新たに先輩役としてお笑い芸人のずん・飯尾和樹さんが登場する。
西松建設では創業150周年を迎えるに際して2023年4月1日、ブランド価値向上の取り組みとして周年タグラインである「まかせられる人が、いる。」と新ステートメントを発表していた。こうした周年活動の一環として、同年4月1日からは同社にとって35年ぶりとなる企業CMの放映を開始。創業以来、「人」を原動力としてきたという同社の姿を訴求してきた。
第1弾、第2弾と、細田さん演じる若手社員の「西松くん」が「まかせられる人」に成長していく様子を表現してきた同社の企業CM。第3弾となる「西松くんと建築先輩」篇では、西松くんと共にタイのホテル建築プロジェクトを担当する「建築先輩」が登場し、年代を超えてチームで力を合わせて課題を解決する様子を表現した。
また今回のCMでは、新たに制定されたロゴマークを使用した。
シンボルマークは西松建設の頭文字Nとハートをモチーフにしながら、動きを感じさせるデザインにすることで、人・社会・自然環境が豊かに調和した未来へともに向かっていく企業としての意志を表現。オレンジは「やさしさ」「情熱」「挑戦」を、グリーンは「共生」「知性」「先進」を表したという。
またロゴタイプはグローバル展開を見据え英語表記とし、英語版タグライン『 Trust. It’s what we build.』も策定。今後同グループ各社の名刺や封筒、工事現場における工事看板などに順次展開していくとしている。
西松建設広報部部長の平山勝基氏は、「当社は一般生活者への認知度が低いという広報課題があり、テレビCMによって認知度と好感度を高め、リクルートおよびインナーモチベーション向上に繋げることを目的としています」と話す。
「限られた予算の中でCM認知度・好感度を獲得するため、クリエイターには前回のテレビCMをブラッシュアップさせ、『惹きつける』『振り向かせる』『記憶に残す』ことを重要なファクターとするテレビCMを依頼しました」(平山氏)。
CDを務めた髙﨑健太氏は、次のようにコメントしている。
「オリエンで、視聴者に『あれあれ』と思い出してもらえる西松のCMを作ろうというお話があったので、 普段、僕が『西松』を『にしまちゅ』とよく噛んでしまいそうになる実体験をそのまま、 これは良い社名訴求になるのではないかと企画に。西松建設で働く社員の日常を、熱く・優しく・ほっこりと 細田さん・飯尾さん・WANIMAさんの力を最大限活かして描こうと考えました」(髙﨑氏)。
スタッフリスト
- 企画制作
- 日本経済広告社、エスプロ、FIELD MANAGEMENT EXPAND
- CD+企画+C+演出
- 髙﨑健太
- AD+D
- 小林誠太
- PR
- 佐藤恵
- PM
- 足羽梨奈
- 撮影
- 池浦新悟
- 照明
- 太田宏幸
- 美術
- 新関陽香
- 編集
- 菊地梓(オフライン)、中村貴則(オンライン)
- カラリスト
- 大田徹也
- SE
- 高橋直樹
- ミキサー
- 渡辺寛志
- ST
- 岡本健太郎、繁田美千穂、山本眞有子
- HM
- 菅野綾香、大の木ひで、夏子
- CRD
- 齋藤豊宏、千田勝也
- CAS
- 道下元太郎(細田)、清水涼介(細田)、渕口翔太(飯尾)、田中裕也
- AE
- 丹澤はづき、重宗信二、山形知奈津
- 出演
- 細田佳央太、飯尾和樹
新着CM
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