全日本広告連盟は4月16日、地域の優れた広告コミュニケーション活動を称える第3回「鈴木三郎助全広連地域広告大賞」の結果を発表した。119作品の応募の中から、最優秀賞およびフィルム・オーディオ部門賞に、福岡市の水族館「マリンワールド海の中道」(運営:海の中道海洋生態科学館)による「ウニのボールジョイント」篇/「ネコザメのドリル卵」篇/「カラッパの抜け殻」篇が選出された。
海に広がる未知の世界を宇宙のようなビジュアルに見立てて、マリンワールド海の中道にある「うみのなか未知」を表現。ウニやネコザメの卵などの生き物を超接写撮影し、これまでに見たことのないような姿を切り取った。
水族館のもつ本質的な価値に正面から向き合い課題に応えるとともに、力のある映像とデザインの美しさなどの高いクリエイティビティを両立させた強さが高く評価された。
本賞は、2021年度まで「全広連鈴木三郎助地域キャンペーン大賞/クリエイティブ大賞」として15回にわたり開催されてきたが、2022年度から名称を「鈴木三郎助全広連地域広告大賞」と変更し、内容をリニューアルした。
地域の産業・経済・文化スポーツに関する広告活動を通じて、日本各地の地域活性化に貢献した優れた広告コミュニケーション活動を顕彰することにより、地域活性化を促進することを目的としている。
贈賞は5月15日、第72回全日本広告連東京大会の式典席上で行われる。
入賞作は以下の通り。
■最優秀賞/フィルム・オーディオ部門賞
受賞者:海の中道海洋生態科学館
受賞作:「ウニのボールジョイント」篇/「ネコザメのドリル卵」篇/「カラッパの抜け殻」篇 (CM)
推薦協会:福岡広告協会
■プリント部門賞
受賞者:日本たばこ産業
受賞作:「裏技で読もう!表裏一体 富士山世界文化遺産10周年」 企画 (新聞)
推薦協会:山梨広告協会、静岡県広告協会
受賞者:沖縄セルラー電話
受賞作:生物多様性沖縄2紙マルチ新聞広告 「わたしたちが、絶滅危惧種になるまえに。」 (新聞)
推薦協会:沖縄広告協会
■フィルム・オーディオ部門賞
受賞者:大口酒造
受賞作:黒伊佐錦の詩 「映画館と温泉」篇/「上を向く」篇/「のむという意味」篇 (ラジオCM)
推薦協会:福岡広告協会
■チャレンジ部門賞
受賞者:アクリルアニマルプロジェクト実行委員会
受賞作:アクリルアニマルプロジェクト (プロダクト、イベント)
推薦協会:福岡広告協会
受賞者:みんなの冷蔵庫実行委員会
受賞作:みんなの冷蔵庫in大宰府 (イベント)
推薦協会:福岡広告協会
■キャンペーン部門賞
受賞者:岩手日報社
受賞作:育てよう災害救助犬プロジェクト「いわてワンプロ」 (新聞)
推薦協会:岩手広告協会
受賞者:「寄り道しよう。to the BAR in KOBE 2023」実行委員会 (サントリー株式会社・神戸新聞社ほか)
受賞作:「寄り道しよう。to the BAR in KOBE 2023」 (新聞・雑誌・OOH)
推薦協会:神戸広告協会
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