その実力は本物だった「ヒカキンブランド」 ONICHA実売1600万本、購入理由「HIKAKINが好き」は2割 知名度頼みではない商品開発の裏側

YouTuberのHIKAKINがプロデュースする「みそきん」シリーズの新商品「カレーみそきん」と「カレーみそきんメシ」が7月26日、全国のセブン‐イレブンで発売された。2023年5月に誕生した「みそきん」は、販売のたびに完売が相次ぐ人気ブランドとなった。リニューアルや「辛みそきん」の投入に加え、2025年には実店舗も展開。2026年6月には、カップ麺シリーズの累計販売数が6000万食を突破した。

HIKAKINは2026年4月、商品やブランド、コミュニティーを生み出す会社としてBEEを設立した。同月には、「みそきん」に続くブランドとして麦茶飲料「ONICHA」を発売。カップ麺から飲料、店舗、キャラクターへと、HIKAKIN発の商品・ブランド事業は領域を広げている。

こうした「ヒカキンブランド」の拡大が続く中、AdverTimes.がBEEに取材したところ、「ONICHA」の購入理由として「HIKAKINが好きだから」を挙げた購入者は約2割だったことが判明。ONICHAの販売実績や購入者層、HIKAKINの知名度だけに頼らない商品設計について聞いた。

麦茶飲料「ONICHA」

ONICHA、実売1600万本を突破

「ONICHA 麦茶」は4月21日、全国のセブン‐イレブンで発売した。六条大麦と二条大麦を使用した600mlの麦茶で、青い鬼のキャラクター「おにっぴ」をパッケージに採用。ラベルの裏側には、剥がすと運勢が分かる4種類の「おにみくじ」を設けた。

BEEによると、ONICHAの累計販売本数は2026年7月時点で1600万本を突破した。流通への出荷数ではなく、店頭で消費者が購入した実売本数だという。

発売後2週間で販売本数700万本を超え、ほどなく品切れとなった。BEEはセブン‐イレブンから、「ここ数年の中では、これほどハイペースで売れていく商品はなかった」と聞いているという。6月の再入荷後も販売を伸ばし、1000万本を突破。そこからさらに600万本を上積みした。

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