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第7回キッズデザイン賞、最優秀賞はJVCケンウッドの「触れる地球」

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キッズデザイン協議会は、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つデザインを顕彰する「第7回キッズデザイン賞」受賞作品211点の中からより優れた作品として、最優秀賞・優秀賞・奨励賞・特別賞の上位賞計34点を決定した。

最優秀賞 「内閣総理大臣賞」には、「子どもの未来デザイン 感性・創造性部門」 の『「触れる地球」 中型普及版』 (JVCケンウッド/NPO法人 Earth Literacy Program)が選ばれた。

この「触れる地球」は、内側から映像を投影する地球儀で、地球儀を手で回すとセンサーが感知して動きを映像再現し、実際に丸い地球を回しているような操作感が得られるというもの。
地球環境情報を複合的かつ直感的に感じることができ、将来の環境変化の予測もできる。各研究機関から提供される多角的な情報によりインタラクティブなコミュニケーション環境を創造し、世界中の子供たちが地球リテラシーを育むことを目的としている。

子どもたちにグローバル時代の気づきと学びを与える、日本発の画期的な情報リテラシーツールである点が評価された。

このほか、優秀賞として7点を選出。
その中の一つが、「未来を担う消費者デザイン部門」の優秀賞「消費者大臣賞」を受賞した「静岡市こどもクリエイティブタウン『ま・あ・る』による しごと・ものづくり体験」(丹青社/静岡市)。

これは、子どもたちが主体となって、活動や運営をデザイン・実践する「こどもバザール」を行うというもの。来館したこどもたちは、市民登録をして、市民証をもらって参加。
開館準備から開館後の運営まで、子どもたちが、店長や店員として、店の種類や内容、看板・装飾、通貨デザイン、店舗事業計画、商品開発などを考え、実践。そのほか、仕事内容や街をよくするための演出やルールづくりについても同様に子どもたち自身で考えて活動した。

一過性のイベントではなく、常設施設として、子どもたち自らが店舗設計から商品開発、販売やサービスに参画し、社会や経済の仕組みを学べ、健全な消費者育成につながる点が評価された。

そのほかの受賞については、キッズデザイン賞のサイトを参照。

written by hansokukaigi