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あなたの「ねむれない…」が「おもしろニュース」になる!

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ねむれる人も試したいエンタメコンテンツが「ドリエル」サイト内に登場




自動音声読み上げ機能が付与されており、ニュース内容は、キャスターがきちんと読み上げてくれる。ラストカットまでニュース番組仕様にこだわっている。編集部は「やること山積みでねむれない」で試してみた。若手議員とともに新党「やること山積み」眠れん党を結成、これまでの睡眠状況を改革し、「1日8時間の睡眠時間の確保」をマニフェストに掲げることになった。

エスエス製薬は14日、睡眠改善薬「ドリエル」のスペシャルサイト内で、新たなエンターテインメントコンテンツの提供を開始した。ドリエルのブランド価値向上を目的に開発したもので、その名も「ねむれんニュース」。

ユーザーが自分の「ねむれない出来事」やその出来事が起こった場所などの必要情報を入力すると、その内容をオリジナルの“ニュース番組仕立て”に変換できるというもの。

ニュースには政治・経済・時事・スポーツ・エンターテインメントなどさまざまなジャンルが用意されており、システム側が自動で選択する。「今日はいつもよりねむれなかった…」という悩みを、「“ねむれん党”結成」のような政治ニュースや、「ねむれなくて株価下落!?」のような経済ニュース、「『世界ねむれん選手権』で金メダル」のようなスポーツニュースなど、“ちょっと面白い”ネタに変えてくれるのだ。

ツイッターアカウントを登録すれば、自分のフォロワーを番組内に登場させることもできる。また、Googleストリートビューとも連動しており、「ねむれない出来事」に関連する場所を入力すれば、その場所も映像とともに番組内に登場するなど、ニュースとしてのリアリティや、「自分だけの番組」というオリジナル感を演出することができる。

現代の日本人は、睡眠に不満を感じつつも、睡眠改善に対する意識が低い傾向にあるという。エスエス製薬が2010年12月17~23日、20~49歳の男女1万7777人を対象に実施した調査によると、男女を問わず20代から40代の53%の人が睡眠について不満や悩みを持っている。「食事や運動に比べて、睡眠は、健康を維持するための要素としては見逃されがち。睡眠をサポートするブランドとして、睡眠について興味関心を持ち、“自分ごと”として考えるきっかけを提供したいと考えました」(担当者)。

また、睡眠に関する悩みはなかなか周囲に相談できず、一人で抱え込んでしまう傾向にある(同社調べ)。担当者は「ツイッターという人に知らせる行動を通じて、『睡眠』や『ねむれない悩み』が社会で自然と語られるテーマになるようにと、ツイッターやフェイスブックで共有ができる仕様にしました。『ねむれんニュース』をより多くの方に知ってもらいたい」と話した。

サイトには、15日現在で57件の「ねむれんニュース」が投稿されている。企画は、マッキャンヘルスケア ワールドワイドジャパンが手掛けた。