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復興に向けて気持ちを一つに 「前を向くカレンダー」を渡辺謙氏・小山薫堂氏が企画

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俳優の渡辺謙氏と放送作家の小山薫堂氏が呼びかけ人となって開設された東日本大震災の被災地支援サイト「kizuna311」から“3月12日始まり”のカレンダーが発売される。被災者を励まそうと企画されたもので、震災2年目の3月12日から2013年3月11日までの日めくりカレンダーとなっている。1月30日にPARCO出版から発売する。

同ウェブサイトは、渡辺さんと小山さんが「“Tsunami”よりも、“Kizuna”という日本語を世界の共通言語にしたい」と、地震発生から4日後の2011年3月15日に開設した。これまで、俳優から音楽家までさまざまなクリエイターが被災者支援のためにエンターテインメント性の高いコンテンツを制作し、テレビ、ラジオ、YouTubeを通じてそれらを配信している。

今回のカレンダー企画は、震災から一年が経つ3月を迎えるにあたり、復興に向けてもう一度気持ちを一つにすることを呼びかける目的でスタート。昨年10月13日から11月20日の期間で、被災者から30文字以内でメッセージを募集し、集まった中から122の言葉を選んで掲載した。カレンダーの価格は2100円。1冊を2冊分の価格で販売し、「1冊」購入すると、「もう1冊」が被災地の誰かに贈られる仕組みになっている。

なお、地震から3年目を翌日にひかえた3月11日の次のページには何も書かれていない。「前を向いて一歩先に進めるような言葉」の後には、自分の一歩を前向きに踏み出してほしいとの思いが込められている。

   

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