ANAグループのANA総合研究所は28日、愛媛県宇和島市など3つの自治体とともに航空機の機体ラッピングによって地域の魅力を発信する活動を6月1日より行うと発表した。ANAの国内線機材に自治体名をラッピングし、ひとつの自治体につき1機を1年間運航する。また、機材の座席には各自治体の紹介資料が置かれ、観光誘致にもつなげていきたい考えだ。
これは、羽田空港と伊丹や広島など地方の空港を結ぶ国内線で展開される取り組みで、今回参画する自治体は、宇和島市のほかに島根県益田市と鹿児島県薩摩川内市。これまでの取り組みで、益田市では萩・石見空港でマラソン大会を開催し、地元で販売している「ゆずサイダー」の販売促進を行うなど、観光振興や名産品の販売促進活動などを行ってきた。
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