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47都道府県のクラフトビールの「現在」を伝える展覧会

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47都道府県の各地域において限定量で生産される地域ブランドのビールと、その生産者たちを一堂に集めた展覧会「ニッポン47ブルワリー」が、6月1日より渋谷ヒカリエ「d47 MUSEUM」にて開催される。

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「ニッポン47ブルワリー」(入場料800円)は7月29日まで開催。

「d47 MUSEUM」は、47都道府県のミュージアムとして今年4月にオープン。建築、デザイン、工芸、食、ファッション、農業、自然環境など、さまざまなジャンルからテーマを選び、“日本の今”を発信していくミュージアム。キュレーションはナガオカケンメイさんで、今回の企画はその第二弾となる。

1994年の酒税法改正により、全国に小規模で生産を行う地域密着型のブルワリー(醸造所)が多く誕生、地ビールはブームに。しかし、一時の流行にのった品質の良くないものが含まれた商品が発売されたり、安価な発泡酒の登場により、ブームは沈静化。現在は、本当にこだわりを持ったマイクロブルワリーが地域の風土や材料を活かした丁寧なビールづくりを行っている。本展では、北海道から沖縄まで全国47都道府県から1ブルワリーが参加し、多種多様な発展を見せる個性あふれる日本のクラフトビールの現在を紹介する。

会期中は展示を見るだけ、飲むだけではなく、生産者との交流を図ることができる場も設けられる。6月2日(土)には「d勉強の会 わかりやすいビール」と題し、ナガオカケンメイさんが聞き手となり、常陸野ネストビール醸造師を講師に体験型ワークショップを実施。また毎週日曜日には展示ビールを一口ずつ試飲できる「47試飲会」(入場料800円+試飲券2500円)を開催。さらに7月21日(土)にはクラフトビールの醸造家が自慢の生樽を持って全国から集まる「ブルワー交流会」も開催される(参加費6,000円:1プレート+ビール飲み放題)。また、併設のショップ「d47 design travel sotre」で商品を購入する、併設のレストラン「d47食堂」でも生樽の味を楽しむこともできる。