11月5日のDVD&ブルーレイ『X-MEN:フューチャー&パスト』(20世紀フォックスホーム・エンターテイメント)の発売にあたり、GYAO!では、「日本にも“X-MEN”がいた」というコンセプトで制作されたオンライン動画を配信している。映画『X-MEN』は、遺伝子の突然変異によって超人的能力を持って生まれたミュータント達が登場するシリーズ。脅威の治癒力を持った不死身のファイター、史上最強のテレパシー能力を持ったプロフェッサーらが登場するが、彼らはその超人的能力故に人間に疎まれる存在であり、あまり能力をひけらかすことはせずに暮らしているという設定になっている。
プロモーション用の動画は、現代の日本にX-MEN(JAPANESE X-MEN)が登場したという設定で、女子高生と幼稚園児の2編を公開。女子高生編では、電話で話しながら田舎の駐車場に歩いてくる女子高生の姿を捉える防犯カメラから撮影した映像。女子高生は周りを見渡すと、おもむろにデオドラントスプレーを取り出し、首 お腹 足にスプレーを始める。だが、ふとした拍子にスプレー缶を車の下に落としてしまった女子高生は、なんと片手で軽々車を持ち上げ、車の下のスプレー缶を探し始める。実は女子高生には“人間離れした怪力の能力”があったという設定だ。
幼稚園児編は、幼稚園のジャングルジムに夢中になりなかなか帰りたがらない幼稚園児の姿を母親が撮影している。やがて、自分の息子がジャングルジムを無邪気にすり抜ける能力を見てしまった母親は呆然自失の表情を浮かべる。こちらは“あらゆる物を貫通する能力”があったという設定だ。
いずれもCG処理を一切使っていないというこの映像を制作したのは、マジック集団「Route13」。マジックを使った演出「FAKE」をプロデュースする彼らは、映像制作、プロデュースも行っており、今回のX-MENの映像も実際に彼らが映像の撮影、編集までを行った。
動画は「GYAO!」に掲載され、Yahoo!映像トピックスをはじめとする多数のWebメディアで取り上げられ、4日間で100万回再生を突破。ワード検索数が2倍、レンタル配信リンク数とECサイトリンク数(動画から特集ページに遷移し、有料配信あるいはECサイト購入ボタンをクリックした人の数)も4.4倍になるという成果につながった。
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