オプトとAOI Pro.グループは6日、両社が業務提携し、ビッグデータとクリエイティブの融合を目指すクリエイティブサイエンスラボ「I/O METRICS(アイオーメトリクス)」を4月1日に設立したと発表した。
I/O METRICSは、“Beyond Data Analysis , Make a New Value(分析の先へ、誰も見たことのない未来へ)”をスローガンに掲げ、オプトのビッグデータ解析技術と、AOI Pro.グループのクリエイティブナレッジを融合することで、企業のマーケティング活動を支援するとしている。
これまでの「データ×クリエイティブ」のソリューションは、企業が現在抱えているマーケティング課題に対して、ターゲットニーズや行動データを分析・可視化し、その解決に向けてクリエイティブを最適化することを指していた。一方、I/O METRICSは、そうした従来型の「データ×クリエイティブ」のソリューション領域においてナンバー1を目指すとともに、さらにその先にある「ビッグデータとクリエイティブの真の融合」を目指すという。
クライアントに関係する全てのデータと、現在世の中で起こっているあらゆる事象のデータを照合・分析し、全体像を捉えることで、まったく新しい事業や、企業価値の創出を図る。
今後は、オプトのデータサイエンス分野の知見を生かした、次世代のクリエイティブ分野のソリューションの研究開発を行う。具体的には、①ターゲット一人ひとりに合わせたWeb広告クリエイティブの開発、②ターゲットの行動導線を予測した顧客接点・クリエイティブの設計、③データ予測を超えた新しいクリエイティブ・企画の開発による、新しいユーザー行動喚起を軸に据える。
さらに、マーケティングや広告の領域を超えたエンターテインメントやアート、商品開発、社会貢献といった幅広い分野に取り組んでいきたいとしている。
新組織の発起人は、AOI Pro. 代表取締役社長の中江康人氏と、オプト 執行役員の石原靖士氏。また、コアメンバーとしては、AOI Pro.グループからSTORYWRITER INCのオノダタカキ氏、ビジネス・アーキテクツの黒田高弘氏、オプトからオンラインビデオ事業本部本部長の米谷昌登氏、最高解析責任者(CAO)の齊藤秀氏が参加する。
なお、今回の業務提携に際し、両社の資本関係に変更はない。
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