本田技研工業は6日、6月17日付で社長に就任した八郷隆弘氏による記者会見を本社にて開催した。会見で八郷社長は「チームHonda」というキーワードを強調。「意見をぶつけ合い徹底的に議論するために、現場が主体的に動けるボトムアップの環境をつくることが自らの役目」と語り、「Hondaらしさ」を重視した継続的な商品開発に挑む方針を掲げた。
このほか地域の生産能力をグローバル全体で活用するために、「グローバル6極体制の進化」についても言及。同社は世界を欧州・中東・アフリカ、中国、日本、アジア・大洋州、北米、南米の6つの地域に分け、それぞれの地域で開発から販売まで完結させる「6極体制」を既に確立している。次のステップでは、グローバル本社のオペレーション機能を高め、地域の相互補完を進める見通しだ。
伊東孝紳・前社長が2012年に掲げた「2017年世界販売600万台」という数字については「販売目標ではないと考えている」としており、「数よりもホンダらしい商品の開発を優先する」と自らの考えを述べた。
また、タカタ製エアバッグのリコール問題については、「一刻も早い原因究明を行うとともに、回収率の向上に尽力する」とコメントした。
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