表紙には35年前の糸井重里氏のコピー、女性の広告史をまとめた書籍が発売

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女性をターゲットとする広告制作に関わる方は必読

『広告は、社会を揺さぶった ボーヴォワールの娘たち』(脇田直枝 著)

戦後70年、女の時代を牽引してきた「力のある広告」を選りすぐり、100点以上の広告を紹介する新刊『広告は、社会を揺さぶった ボーヴォワールの娘たち』(脇田直枝 著)が宣伝会議から発売。12月10日より順次全国の有力書店に並ぶほか、オンラインブックストアでも販売する。

本書は、戦後、女性の自覚を後押しした「広告」を、歴史とともに紹介している。著者の脇田直枝さんは、女性コピーライターの道を切り拓いた一人であり、男性社会の牙城だった広告業界で女性だけの広告代理店「電通EYE」を設立、代表取締役社長を務めた。集英社『COSMOPOLITAN』創刊時には「この雑誌には、エクスタシーがある」という広告コピーで注目を集め、国鉄、サントリー、松下電器、など数多くのキャンペーンを手掛けている。

表紙を飾る『いま、どのくらい「女の時代」なのかな。』というキャッチフレーズ。これは糸井重里さんが1980年に西武流通グループの広告で書いたコピーだが、35年が経ち、女性活躍推進法が制定された今なお、通用する強い響きを持っている。一行のキャッチフレーズが大鉈を振るうような切れ味で時代や世相を斬り、人の心を揺さぶり動かし、女性の生き方やライフスタイルを変えてきた。その変遷を「広告を通して」見ると、新しい気づきがある。

時代ごとの女性消費者の心をつかむキャッチフレーズ、広告クリエイティブには強い力があった。糸井重里さん、土屋耕一さん、石岡瑛子さん、日暮真三さんなど広告業界の前線を走ったコピーライター、クリエイターによる制作広告が並び、広告史としても価値のある一冊。

女性をターゲットとする広告制作に関わる方、また広告史、女性の歩みに関心のある方に向けた女性広告史の決定版。A5判、238ページ。価格は2000円(税別)。

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