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広告なのに拡散されるためのテクニック

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世界中に3億人以上のアクティブユーザーを持つ、Twitter。そのTwitterを企業は、どのように広告やマーケティングに活用すればよいのでしょうか?ここでは、全12回に分けて「マーケターが知っておきたい、Twitterの活用法」を紹介していきます。第5回は、Twitterの広告で成果を上げるためのコンテンツクリエイティブの成功のポイントを紹介。実際の事例を基に、Twitter Japan株式会社 執行役員でオンラインセールス担当執行役員の王子田 克樹氏が解説します。

コンテンツ次第で広告のROIが変わる!?

Twitterの広告は、広告クリエイティブの成否によって同じ金額でも、効果が変わってきます。広告であってもリーチしたユーザーからさらにリツイートされ、そこでどれだけ多くのユーザーに拡散をしても、最初にリーチしたユーザー分しか、広告費は発生しないからです。

そこでTwitter上で広告を行う上では、“拡散”を意識したキャンペーンを企画することが大切になってきます。ユーザーの振る舞いやインサイトを理解し、拡散させることを前提に行ったキャンペーンは、ROIが格段に変わります。

オーガニックでの通常のツイートに、Twitterでの広告出稿を組み合わせれば当然、拡散力は高まります。加えて、Twitterならではの面白さは、そこにリツイートを促進させるアイデアの掛け合わせで、拡散数が大幅に変わってくる点です。では、この乗数効果を発揮して、拡散数を伸ばした例を、アイデアのパターンごとに見ていきましょう。

拡散しやすいコンテンツアイデア

拡散させるためのヒントの一つとして「話題を作る」というものがあります。

この事例の詳細はこちらよりご覧いただけます。

Twitter上で行われているキャンペーンのなかでも、最大級の仕掛けといえる、「ポッキーの日」。これはもうお祭りのような状況になっていて、みんなでギネス記録を作ろうと毎年盛り上がっています。2013年には、1日で370万以上のツイートを記録しました。

こちらは大企業が行っている大きなキャンペーンですが、小規模なキャンペーンでも、アイデア次第で拡散を増やすこともできます。

それは、「話題にのる」ということがポイントになります。Twitter上では、時にテレビなどの他メディアにも取り上げられるような話題のツイートが投稿されます。

2015年で言えば、ドレス画像のツイートです。青地に黒い線が入ったように見える人、白地に金の線が入ったように見える人。どちらにも見えるということで、Twitter上で大きな話題になりました。

次ページ 「話題になっている投稿に企業が乗っかってしまうというアイデア」へ続く