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データから新規事業創出狙う 三越伊勢丹HD、情報戦略本部を新設

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三越伊勢丹ホールディングス(HD)は4月1日付で、新たなビジネス領域開発のため、IT活用やシステム基盤づくりを進める「情報戦略本部」を新設する。本部長は4月1日付で常務執行役員に昇任する中村守孝氏が務める。

同本部には、データ分析から新規事業の創出を目指す「グループマーケティング戦略部」、IT活用の促進と、グループ全体でのWeb事業戦略の立案を担う「IT戦略部」を設置する。IT戦略部長は小山徹氏(顧問)。グループマーケティング部長は未定。

グループマーケティング戦略部は、「市場開発担当」「グループCRM企画担当」の2担当で構成。IT戦略部は、「IT戦略担当」「システム開発担当」「WEB事業企画担当」の3担当で構成する。

三越伊勢丹HDには、別に「マーケティング戦略部」が営業本部下にあり、「マーケティング政策担当」「顧客政策担当」「CI・宣伝本社担当」「宣伝広告担当」「宣伝イベント装飾担当」の5担当を置いている。

三越伊勢丹、EC事業の強化へ

事業会社の三越伊勢丹は4月1付で、Eコマース事業の売上を早期に拡大するため、「WEB事業部」を、「百貨店EC事業部」に改称し、営業本部の配下に置く。百貨店EC事業部長は中島郁氏(顧問)。

「イセタンミラー」や「エムアイプラザ」のような中小型店の多店舗化、収益化の実現のため、「サテライト営業部」と「中小型店事業部」を統合し、営業本部エリア・チャネル事業統括部配下の「中小型店事業部」とする。

新たな生活様式に対応したブランド開発を行うことを目的に、「SPA・ブランド開発担当」を商品統括部「仕入構造改革推進部」に設置する。


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