ジェイアール東日本企画(jeki)は、デジタル・ビジネスに特化した新会社「jekiインタラクティブ・コミュニケーションズ」を設立する。情報資産プラットフォーム事業のゴンドラ、ネット関連の広告代理事業のTWENTY FOUR、モバイルシステムインテグレーション事業のビーマップとの共同出資により設立するもので、ジョイントベンチャー形式での会社設立はjekiにとって、初めてのこととなる。3社の出資比率はそれぞれ10%出資。
jekiインタラクティブ・コミュニケーションズは、jeki本体のデジタル・ソリューション局の1部門がベースに立ち上げられた。ネット広告メディアのプランニング、バイイング、マーケティング及び、PDCA運用業務等を担う。代表取締役社長には、jeki 営業統括局の山口勝氏(46歳)が就任する予定。
山口勝氏は「デジタルの領域は従来の広告会社の意思決定のスピードでは、対応しきれない。共同出資をしてもらう3社との連携により専門領域の知識・ノウハウを修得すること、そして組織を別にすることで意思決定の迅速化を図るのが目的」と新会社設立の狙いを話す。
昨年の夏ごろに新会社の企画が立ち上がり、11月頃から動きが本格化し、今回の発表に至ったという。
「広告業界のデジタル領域では後発に当たる。その環境で強みを発揮するため、JRグループとしての資産も活用し、外部媒体社などと協力したオリジナル商品・サービスの開発も視野に入れている」(山口氏)。
jekiでは今回の新会社を皮切りにデジタル領域の事業を強化。「デジタルの領域で“総合”は成立しえない環境にある。それぞれの課題に対応した、専門集団を組織していく方向で考えている。JR関連の会社では、40代の社長は若いがこの領域は若い力の活躍が必要との考えもあり、山口が抜擢された」(jeki デジタル・ソリューション局、萩原浩平局長)。
会社設立は4月13日、営業開始は5月2日を予定している。
jekiインタラクティブ・コミュニケーションズ
代表取締役社長(予定) 山口勝氏(46歳)
1993年、ジェイアール東日本企画入社。OOHメディア局、OOHメディア第一部部長、営業統括局次長兼営業企画部部長などを経て、2016年4月よりjekiインタラクティブ・コミュニケーションズ代表取締役社長に就任予定。
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