メール受信設定のご確認をお願いいたします。

AdverTimes.からのメールを受信できていない場合は、
下記から受信設定の確認方法をご覧いただけます。

×

海街diaryの制作陣が描く「金鳥の夏」

share

大日本除虫菊は4月1日、空間用虫よけ剤「虫コナーズ」の新テレビCM「はずしてみたら?」篇、「ふんばる手」篇の放映を開始した。起用されたのは、女優の長澤まさみさんと、高畑淳子さん。

2篇で描かれるのは、夏休みの、とある1日。高畑さんの家には2人の孫が遊びに来ており、そこに、子どもの頃からこの家によく遊びに来ている近所の住民・長澤さんが居合わせる。

「はずしてみたら?」篇では、虫コナーズの効き目を疑問視する高畑さんに対して「じゃあはずしてみたら?」と縁側に下げられた虫コナーズをはずそうとする長澤さんと、それを阻止しようとする高畑さんのやりとりをコミカルに描く。

「はずしてみたら?」篇

「ふんばる手」篇では、長澤さんが虫コナーズの長期間の安定的な虫よけ効果を腕の動きで説明するも、高畑さんのイケメンの息子に気をとられて腕が下がってきてしまうのを、高畑さんが「ちょっと下がってきたよ」とすかさず指摘、「いや、下がってない。」となおも効き目の長さを訴える様子を写し出す。

「ふんばる手」篇

今年で発売10年目を迎える「虫コナーズ」。商品の特徴である「長期間の安定した虫よけ効果」を改めて世の中に発信するため、ユニークかつ“ど真ん中”の表現を狙った。

監督は、長澤さんも出演した映画『海街diary』で、第39回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した是枝裕和さんが務めた。また、撮影と照明は、同作でそれぞれ日本アカデミー賞最優秀撮影賞・最優秀照明賞を受賞した瀧本幹也さん・藤井稔恭さんが手がけた。さりげない日常を切り取り、そこに情感や奥深さを込める是枝監督らしい世界観が、30秒間という短尺の中に凝縮された贅沢なCMとなった。

★関連記事
取材対象者の先にある「物語」を見つける-是枝裕和監督インタビュー

スタッフリスト

企画制作
ワトソン・クリック+電通関西支社+電通クリエーティブX関西支社
CD+企画
中治信博
企画
古川雅之、直川隆久
PR
五十嵐一敏、市橋弘子
PM
坂本祐紀子
APM
柏原志保里
演出
是枝裕和
撮影
瀧本幹也
照明
藤井稔恭
美術
林千奈
ST
伊藤佐智子
HM
小西神士、新堀 司
AE
稲実浩史、新宅慶之、水本順也

ecd:エグゼクティブクリエイティブディレクター/cd:クリエイティブディレクター/ad:アートディレクター/企画:プランナー/c:コピーライター/d:デザイナー/演出:ディレクター/td:テクニカルディレクター/flash:flash制作/me:マークアップ・エンジニア/pgr:プログラマー/epr:エグゼクティブプロデューサー/pr:プロデューサー/pm:プロダクションマネージャー/ap:アカウントプランナー/ma:録音/st:スタイリスト/hm:ヘアメイク/crd:コーディネーター/i:イラストレーター/cas:キャスティング/ae:アカウントエグゼクティブ(営業)/na:ナレーター


「大日本除虫菊」に関連する記事はこちら