第一三共ヘルスケアは25日、東京都内のホテルで4月11日に発売された新商品「ロキソニンSプレミアム」の記者発表会を行った。「ロキソニンSプレミアム」は従来品よりも鎮痛効果を高めると同時に、胃への負担を軽減させたのが特徴。近年増加傾向にある、頭痛に悩む働きざかりの女性をメインターゲットとし、商品を展開する。
発表会冒頭、第一三共ヘルスケアの西井良樹社長は「ロキソニンは1986年に発売を開始し、今年で30周年を迎える。この特別な節目の年に『ロキソニンSプレミアム』を発売できるのは感慨深い」と挨拶した。
同社によると、解熱鎮痛薬の市場は近年活性化しており、2015年の累計販売額はこの5年間で約15%伸びている。特に、1000円以上の「高単価・高効果セグメント」商品がより好調な傾向にあるという。
また、同社が今年3月、仕事を持つ20代~40代の女性500人を対象に調査した結果、働く女性の32.4%が週に1回以上頭痛を感じており、3年前の調査(20.3%)よりも増加。特に、管理職女性の割合が高い傾向にあり、女性の社会進出が進む一方、仕事のストレスも増大し、頭痛につながっている可能性があるという。
そこで、頭痛に悩みを持つ働く女性をメインターゲットに設定し、イメージキャラクターとして、同世代から支持されている女優の真木よう子を起用。同日の記者発表会では、4月26日から全国で放送される新CMもお披露目された。
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