Marketoが「TOMORROW’S MARKETER」テーマにラスベガスでイベント開催

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米国・ラスベガスのMGM Grandにて、5月9日~12日(現地時間)までマーケティング専業ベンダーのMarketo(マルケト)が自社イベント「THE MARKETING NATION SUMMIT」を開催。マルケトは2006年に米国で創業。2014年から日本でも営業を開始している。会期中、のべで6000名が参加する予定。

今回のイベントのテーマは「TOMORROW’S MARKETER」。10日に開催のキーノートセッションに登壇した、同社CEOのフィル・フェルナンデス氏は「当社が創業した10年前に比べてマーケターの仕事は大きく変化をしている。マーケターの役割は、社内の誰か他部門をサポートするに留まらない。今、マーケターの仕事は従来のマーケティングの枠を超えている。お客さまのエクスペリエンス全体を戦略的に考え、一人ひとりのお客様と向き合い、その関係を持続、継続することが求められている。企業とカスタマーとの接点が拡大するにつれマーケターである、あなたの考えが会社全体の考えになる時代だ。“明日のマーケター”は、戦略的に企業内のあらゆることを牽引していく立場にある」と話した。

Marketo CEOのフィル・フェルナンデス氏。「“未来のマーケター”は、あなただ」とメッセージを送った。「単発ではなく、ライフサイクル全体でお客さまのタッチポイントをカバーする。「今、企業にはカスタマー中心の経営への変革が必要とされている。毎日、何十億にものぼるカスタマーとのインタラクションをリアルタイムに分析し、単発ではなくマルチチャネルで、カスタマーのライフサイクルすべてに寄り添うことが重要だ。その期待に応えるために、分析機能や予測機能を強化した新たなプラットフォームを開発中で、いま30社ほどの企業で試験的に導入してもらっている。今年の秋には公開の予定」という。この開発プロジェクトのコードネームは「PROJECT ORION」。従来のプラットフォームのバージョンアップというレベルではなく、ベースになる技術自体が異なるものだという。秋から発売し、今年中には現在のユーザーも、新たなプラットフォームに移行して利用できるようにする予定と言う。

「データを持ち、データを分析できる企業が勝つ時代」。キーノートに登壇したDigitasLBi グローバル・チーフ・データサイエンティスト、Jason Kodish氏。「ストーリーテリングは今もマーケティングにおいて重要。しかし現代のストーリーは一人ひとりの顧客にとって魅力的な体験をつくれるような、リアルタイムに伝えられるべき。そして、そこにあるストーリーやコンテンツメディアといったすべての要素がデータで決まる」と話した。

エベレスト登頂に成功した女性登山家、Alison Levine氏も登壇。「登山家は高い標高に体を慣らすため、ベースキャンプに何度も戻りながら山頂を目指す。山頂を目指すためには、時に山を下ることも必要。登山においては、下ることにも、また進化がある。これが私が皆さんの仕事にアドバイスできること」と話し、マーケターにエールを送った。

ウィル・スミス氏も登壇。「私は自分をエンターテイナーではなく、マーケターだと思っている。私がしていることは、感情を変えること。オーディエンスが人生で落ち込むことは何か。それを考えて、その気持ちを変えるようなコンテンツを提供することを考えている。決してナンバーワンになる映画をつくりたいと考えているわけではない。常に、私の目の前にいる人を理解して、その人の問題を見つけて、助けようと考えている。すべては人から始まる」と話した。

ウィル・スミス氏の登壇に、会場も盛り上がる。

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