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フェリシモと神戸市消防局、コラボグッズで市民の防災意識向上を図る

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通信販売のフェリシモは、神戸市消防局とコラボレーションし、消防服デザインのペットボトルホルダーを制作、5月中旬よりWebサイトで販売を開始した。

制作したのは、「活動服(ブルー)」と「防火服(オレンジ)」の2種。

神戸市消防局が全面監修した今回のペットボトルホルダーは、「国境も時代も文化も越えて、デザインは手をつなぐ」をコンセプトに2001年に生まれた、フェリシモのオリジナルブランド「ミュニデ」の商品として制作・販売するもの。ミュニデでは、デザイナー、スポーツ選手、宇宙飛行士などとのコラボモデルを多数発表してきた。これまでに販売した商品は、シリーズ累計280万個以上、870デザインにのぼる。ミュニデの名前の由来は、フランス語の「monde/世界が」「uni/手をつなぐ」「idée/アイデア」から生まれた造語。

神戸市消防局は、阪神・淡路大震災の経験から、市民の防火・防災への意識を高めるため、「公民連携(PPP)」の仕組みを活用して企業とのコラボ商品を開発している。震災後、復興支援をしたいと神戸に拠点を移したフェリシモと、神戸市消防局の「人と人とが手を取り合って助け合う、災害に負けない街をつくりたい」という共通の思いから、今回のコラボが実現した。

フェリシモによると、予約受注を開始してからまだ日は浅いが、神戸市消防局とのコラボということで、新聞をはじめとするメディアからの反響は大きいという。

ミュニデを手がける、デザイナーの山根雄作氏は、「より多くの人にこの商品を認知してもらうため、消防服をできるだけ忠実にデザインすることを試みました。苦労も多かったですが、神戸市消防局の方々にも『よくできているね!』と言っていただけました」と話す。

販売目標は、「活動服」と「防火服」を各1000個。商品価格のうち100円が「神戸消防局とつながる応援基金」に適用され、消防活動に必要な装備の購入支援などに充てられる。


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