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「読めない」看板で中高生を応援 視力検査型広告でシークレットメッセージ

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北海道・札幌市の地下歩行空間に、ひときわ目立つ、足を止めずにはいられなくなるようなOOH広告が展開された。

2メートルx14.5メートルの巨大OOH。通行人の興味をひく、視力検査型の広告になっている。

2メートルx14.5メートルの巨大OOH。通行人の興味をひく、視力検査型の広告になっている。

このOOH広告は、ジョンソン・エンド・ジョンソンが6月20日から7月2日(一部6月26日)の期間に実施したもの。視力検査表をモチーフに、札幌・東区を中心として、スポーツに取り組む若者をターゲットとした。

スポーツに励む中高生をターゲットに、視力の大切さを訴える広告になっている。

スポーツに励む中高生をターゲットに、視力の大切さを訴える広告になっている。

自分の視力を知ってもらい、新規ユーザーを増やすことが狙いであったため、広告内のメッセージはあえて近づかないと読めないほど小さくした。

北海道は、15歳〜17歳の裸眼視力1.0未満の割合がワースト3に入り続ける「目が悪い県」(学校保健統計調査)。その中でもスポーツ強豪校が密集している札幌市・東区周辺の全25箇所に絞り、「街中のジャック感」を演出した。

また、東区内での掲出先は民家の軒先や、飲食店の壁などであり、広告スペースではない。地元の人々との交渉のすえ、通常は出すことができない場所にも掲出した。

消費者の生活に溶け込む、いわゆる「アンビエント広告」として注目を集め、地元キー局のテレビ番組にも取り上げられたという。