8時間でオフィスが変わる — コクヨ新ブランド始動 「働き方の多様化」背景に

コクヨは7月中旬から、オフィス家具ブランド「DAYS OFFICE(デイズオフィス)」の発売を開始する。約45坪のオフィス空間の場合、内装工事なしに約8時間程度でリニューアルできる点が特徴。オリジナルブランドとして2015年12月から先行発売をしていたが、このほど本格的に販売がスタートした。年間販売目標は5億円とした。

6月29日、都内にある同社ショールームで開催された発表会ではファニチャー事業本部長の坂上浩三氏らが登壇した。坂上氏によれば、開発の背景に少子高齢化や女性の社会進出、介護などの社会的な問題、ICT化などによる働き方の多様化がある。「昔ながらのデスクや椅子を並べただけのオフィスでは人が集まりにくい。顔を合わせてコミュニケーションをとりながら充実して働くための場として、社員にとって魅力的なオフィスを提案したい」と語った。

オフィス内の緑化にも注力しており、「青山フラワーマーケット」を運営するパーク・コーポレーションと共同で植栽プランターも企画した。


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