米国広告・マーケティングにかかわるキーパーソンが一堂に会する登壇するイベント「Advertising Week(アドバタイジングウィーク)」が9月26日から、ニューヨーク・タイムズスクエア周辺の複数会場で開かれている。アメリカ広告業協会(4As)が旗振り役となって2004年にスタートし、今回で13回目。
ブランドやエージェンシー、テクノロジー企業、スタートアップ企業、メディアといった幅広い立場の人々が世界中からニューヨークに集まった。
26日にはハリウッドで活躍する映画監督で脚本家・プロデューサーのポール・ハギス氏が友人であるクリエイターらともに登壇し、世界の貧困をなくすための取り組みについて紹介した。彼らやハリウッドのセレブリティーなどから資金を集め、2009年から貧困問題に苦しむ中米のハイチで子どもたちの教育支援を進めている。すでに高校が設立されており、「ゆくゆくは大学をつくりたい」とハギス氏。今後は企業からの支援も広く集めたいとアピールした。
プロダクションの新しい世界と題したセッションでは、「5万ドルの予算で100万ドルの成果を挙げるには」といった投げかけがなされた。広告会社の中でデジタルも含めた手法やメディアのあらゆる領域を押さえつつ、スペシャリストを集めてチームをつくり運用していくためにすべきことについて議論された。「企画の前段階からプロデューサーを交えて議論していくことが重要」「(クライアントからの)ブリーフを待つなと言いたい」といった意見が交わされた。
このほか、フェイスブックのシェリル・サンドバーグCOOなども登壇。日本からはLINE上級執行役員の田端信太郎氏も登壇した。Advertising Weekは30日まで開かれる。
「Advertising Week」に関連する記事はこちら
新着CM
-
マーケティング
手作り「スイカバーの素」 ダイソーで先行テスト販売…ロッテ
-
クリエイティブ
サントリー烏龍茶や月桂冠など定番6商品、ファミマカラー限定パッケージに
-
クリエイティブ
ズンズンペンギン、ヌンヌンアザラシ…海の動物が迫るマリンワールドの広告
-
クリエイティブ
新木優子がファッショナブルな間食を提案、湖池屋「ランチパイ」CMの裏側
-
広報
U-NEXT HOLDINGS、新社名にあわせたブランドコミュニケーション開始
-
AD
広告ビジネス・メディア
急成長を遂げる「変革支援」のプロ集団 DXとデジタルマーケティングで企業変革を加...
-
クリエイティブ
「一言日記」のような言葉で心を捉えるルミネのコピー、約20年続く理由
-
特集
はじめに/あとがき/解説でざっくりわかる 宣伝会議のこの本、どんな本?
-
クリエイティブ
お米・人・製品への愛を表現、賀来健人をキャラクターに『亀田の柿の種』の新キャンペ...