宇宙×寿司の異色コラボで話題の「くらコーポレーション」 採用サイトの月間PVは650倍に

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「くら寿司、宇宙説。」。そんな謎めいたメッセージを全面に打ち出したくらコーポレーションの採用サイトが、ネット上で話題を呼んでいる。『広報会議』2016年11月号では、技術や企業理念を分かりやすく伝えるためのサイト設計について紹介する。
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8月1日にオープンした2018年度新卒採用ページ。2017年卒の採用人数は200人で、2018年卒も同数を目標としている。

一面に広がる銀河、眩い太陽を中心に円軌道を描いて公転するのは、太陽系の惑星……ではなく、マグロ、エビ、イカといった数々のお寿司。これは、実は回転寿司チェーン「くら寿司」を展開するくらコーポレーション(大阪・堺)の2018年度新卒採用ページだ。回る寿司のアイコンをクリックすると売上や技術など、会社にまつわる様々なストーリーが紹介される。

8月1日のオープン以降、寿司と宇宙という異色すぎるコラボレーションが話題となり、25日には「くら寿司」がTwitterでトレンド入り。「ITmedia」などのウェブメディアにも取り上げられ、8月の採用サイトのPV数は前月と比べ約650倍にも上っている。

独自技術を分かりやすく伝える

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特許技術である「皿カウンター水回収システム」なども紹介。独自の強みを学生に向けて発信している。

ついデザインの奇抜さに目を奪われがちだが、実はこのサイトにはくら寿司の誇る技術や企業理念を学生により分かりやすく知ってほしいという思いが込められている。

「学生はくら寿司について『一皿100円(税抜き)』『おいしい』というイメージは持っていても、食べ終えた皿をカウンターにあるポケットから洗い場まで運ぶシステムなどが独自の特許技術であるといったことまではあまり知りません。当社ならではの強みをもっと理解してほしいという思いから制作しました」と人事本部 採用部 マネージャーの勝見哲平氏は語る。

「最新の3D技術を使い、回転寿司を宇宙に見立てるのはどうでしょうか」。採用サイト制作の打ち合わせで部下からそう提案を受けた勝見氏は、初めは驚いたという。しかし、同社の特許技術であるホコリなどからネタを守る半球型のキャップ「鮮度くん」を被せた寿司は、確かに惑星に見えなくもない。

さらに、独自技術を分かりやすく伝えたいという目的にも合致するといったことから、この発案者にサイト制作を一任。コンセプトの軸がぶれないよう、あえて担当者1人に統括を任せる形で進めた。

「サイトの回遊性を高めるため、5皿分すべての寿司をクリックすると、店舗と同じようにミニゲーム『ビッくらポン ! 』に挑戦できるように工夫しています。このサイトから当社のおもしろさや先進性に触れてもらい、入社への意欲を高めてもらえれば」と、勝見氏は手応えを語る。

技術の話題化を目指す

同社の広報担当は兼務を含めて3人。その1人である辻明宏氏も今回の話題化をさらなるブランディングにつなげたいと意気込む。

「当社の仕組みには一つひとつ思いが込められています。現在のところこのサイトに関するメディア露出はデザインのおもしろさに光が当たっていますが、これをきっかけに独自の特許システムを多く持っていることにフォーカスしたPRにもつなげていきたいですね」。

続きは、10月1日発売の『広報会議』2016年11月号をご覧ください。本誌では、以下の内容についても聞いています。

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