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農水省が地産地消の事例を表彰 地域雇用の実現も

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農林水産省は5日、都内で開催した「平成28年度 地産地消等推進全国フォーラム」において、地域の特色を活かし創意工夫した地産地消等の優良8事例を表彰した。「地産地消優良活動表彰」は、6次産業化を進める上で重要になる地産地消や国産農林水産物の消費拡大の取り組みを促進するために、2005年から実施している。

8月10日から9月16日までに応募された69件の中から「農林水産大臣賞」に選ばれたのは以下の2団体。

「地域振興部門」では沖縄県の「あいあいファーム」が受賞した。村の廃校施設を活用して直売所・加工所・レストラン・宿泊施設を整備し、食と農の体験・交流などの食育活動を展開。地域雇用の創出や4万人もの観光客の誘引へとつなげたことが評価された。

「交流促進部門」では滋賀県のJAおうみ冨士 ファーマーズマーケット「おうみんち」が受賞。生産者と消費者の双方に地産地消を知らせるために、長靴やカッパ、手袋、はさみなどを直売所が準備し、自ら畑で農産物を収穫する「畑の直売所」を企画したことなどが評価内容として挙げられた。

その他の受賞は以下の通り。

【地域振興部門】

<農林水産省食料産業局⻑賞>
JA東京むさし小平支店(東京都)/山国さきがけセンター(京都府)

【交流促進部門】

<農林水産省食料産業局⻑賞>
山形県南陽市立梨郷(りんごう)小学校 子どものうぎょうせいさんほうじんのびのびファーム(山形県)/唐戸魚食塾(山口県)

【消費拡大部門】

<全国地産地消推進協議会会長賞>
みやぎ生活協同組合(宮城県)

<農林水産省食料産業局長賞>
さいたまヨーロッパ野菜研究会(埼玉県)