米Adobe(以下、アドビ)は、11月1日~28日までのオンラインショッピングデータを発表。今年のサイバーマンデー(11月28日)の売上は、過去最高となる34億5000万ドルに達したという。
アドビは小売Webサイトへの230億件の匿名データを集計し、同社の最新技術であるAdobe Senseiを用いた高精度の予測モデルを基に、売上高を予測。その分析の結果、2016年の米国におけるサイバーマンデーの売上げは過去最高の金額を記録したことがわかった。アドビ以外にも、コムスコア(36億8000万ドル)による調査結果が発表されており、34億ドルを超えたことは確実な模様だ。
米国では11月に感謝祭(11月の第4木曜日)に始まる大型連休があり、1年で最も消費行動が活発になる1カ月と言われている。中でもブラックフライデー(感謝祭の翌金曜日。11月25日)、サイバーマンデー(感謝祭の翌月曜日)は店舗、オンライン問わず大型セールが行われる。
ブラックフライデーは1960年台から存在していたが、オンラインショッピングが一般的になってきた2005年から「サイバーマンデー」という言葉が生まれ、各社がオンラインショッピングに注力をし始めた。
アドビは2012年から、両日の売上げを発表しているが、2014年のブラックフライデーでは24億ドル、サイバーマンデーでは26億5,000万ドル、2015年のブラックフライデーでは27億2000万ドル、サイバーマンデーには30億7000万ドル、2016年のブラックフライデーでは33億4,000万ドルと、毎年、最高記録を更新し続けており、米国の年末の商戦期の中で、ECチャネルが存在感を増していることが分かる。
日本でもサイバーマンデーやブラックフライデーを新たな商戦期にしようとする動きが浸透しており、アマゾンやイオン、貝印などがキャンペーンを企画・実施している。
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