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ふるさと納税活用の飯能市 「ムーミン基金」で寄附額が18倍に

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飯能市(埼玉県)は6日、ふるさと納税制度を活用した寄附制度「ムーミン基金」の2016年度の成果を発表した。2019年の春にムーミンのテーマパークをオープンする同市では2016年4月に基金を設立。市へのふるさと納税による寄附は、今年度は2015年度の18倍にあたる3258件、7187万233円を集めており(12月5日時点)、テーマパークの開設に向けて弾みをつけている。

「ムーミン基金」は1万円以上の寄附をした人を対象に、ムーミン関連グッズを贈呈するという仕組み。寄附金はテーマパーク開設に伴う周辺のインフラ整備や市の観光事業などに活用する。

好調を受け、飯能市ではペアマグカップやパスケースなど贈呈用のグッズを3品目追加するなど、より賛同者を増やしたい考え。市の賑わい創出課の担当者は「今後もふるさと納税制度を活かし、まちづくりを進めていきたい」と話している。

飯能市は1997年7月に開園した、ムーミンの原作者であるトーベ・ヤンソン氏の童話の世界観を持った公園「あけぼの子どもの森公園」を保有する。テーマパーク開園にあたり、市が有する自然や景観などをPRし、今回の誘致が決まった。