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走行エリアに基づきターゲティング広告を配信 クナイプが日本交通とコラボ

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入浴剤を手がけるクナイプジャパンは日本交通とコラボし、サンプリングのキャンペーンを展開している。日本交通のタクシー3500台のうち、47台(うち7台は特別仕様車)が対象で、2016年12月15日~28日までの期間、都内23区・武蔵野市・三鷹市を運行する。

特別仕様車は限定7台。

対象となる車両の目印は、特別仕様車7台についてはKNEIPPと大きく書かれた行灯と、オレンジと白のツートンカーラーの外装で、同社のバスソルト商品のパッケージをもとにデザインされている。その他の40台については、窓に貼付されたオリジナルステッカーが目印だ。

対象車両に搭載されているサイネージでは走行エリアや乗客の性別、時間帯・曜日に基づいて広告を配信する。また、車内には入浴剤商品の香りを楽しむことができる「香り体験BOX」を設置した。

香り体験BOXで嗅覚に訴えかける。

コラボの背景には、入浴剤を週1回以上使用する人は約33%(同社調べ:男女20歳代〜60歳代)という調査結果があった。「普段バスソルトを使用していないという消費者も多いため、まずは商品のメリットを感じてもらう必要がありました。とはいえ食料品と違い、商品を体験してもらうまでのハードルが高い。そこで、まずは香りを体験してもらうために車内に商品の香り体験BOXを設置して嗅覚に訴えました。この時期を選んだのは、香りで年末の疲れを癒してもらえればと考えたためです」と同社の担当者は話す。

サンプリングについて同社担当者は「サンプリングでは恋人や友人との会話のきっかけになるよう、1個ではなく2個提供することにしました。また、配布するタイミングも降車時ではなく乗車時や信号待ちのタイミングにすることで、運転手と商品に関する会話のきっかけになるようにしました」と解説した。