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対外広報で学んだ知見を社内の絆づくりに活かしたい

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労働人口が減少するなか、企業の競争力を左右する人材教育は重要な課題だ。成長を続ける企業では、広報・PR分野の人材育成にどのように取り組んでいるのか。

2017年5月、「グループ長期ビジョン2026」を発表し、役職員一人ひとりの姿勢や価値観を「雪印メグミルクバリュー」として定めた雪印メグミルク。新たな商品展開だけでなく、スキー部の活躍にも注目が集まる同社広報部門の人材・PR戦略とは。

今回話を聞いた野村祐司氏は、現在広報IR部で報道対応をメインに担当する。「もともとは技術系で以前は機能性食品事業部に所属していました。広報部への異動は公募で、会社の魅力を伝える仕事ができればという思いで志願しました」と振り返る。

国内大手乳業メーカーのひとつ。
雪印メグミルク
広報IR部 広報グループ 野村祐司氏

当然ながら広報業務は未経験からのスタート。まずは仕事の全体像を俯瞰してつかもうと、宣伝会議の「メディアリレーションズ実践講座」を受講した。「『広報とは何か』という概念だけでなく、マスコミ会見時に報道陣にどのような資料を用意すればポイントを伝えやすいかなど、すぐに実践できるノウハウも知ることができました」。

野村氏が企画に携わった、同社のスキー部にフォーカスしたハンドブック。

現在は講座の学びを活かしながら対外的な広報に取り組んでいるが、もっと社内向けの広報にもチャレンジしたいとのこと。

既に自ら提案し、自社のスキー部を紹介する社員向けハンドブックを制作する企画を立ち上げたこともある。「自社の製品や技術はもちろん、スキー部も大切な財産のひとつ。社員がスキー部の活動について知る機会をつくることで、会社に一体感が生まれるきっかけになれば」という思いからだ。ハンドブックにはスキー部の歴史や試合のルール、選手図鑑などをまとめた。

「自社のことを知らなければ、外への発信はできません。メディアへのPRを通して会社を様々な角度から見つめ、ゆくゆくはその視点を雪印メグミルクで一緒に働くメンバーに還元しながら、社内により強い絆を生み出す仕事がしたいと思います」と意気込みを見せる。

社外発信の方法などの理解のために、野村氏が受講した講座は……
宣伝会議の「メディアリレーションズ実践講座」でした。

 

現在、マスメディアの構造の変化や、ネットメディアの発展、CSR活動への取り組み強化など広報業務が複雑化・多様化しています。そのような中、正確に情報を発信する力量が問われています。そこで、メディアリレーションズの要諦を体系的に学び、効果的な発信手法を理解します。

 

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お問い合わせ
株式会社宣伝会議 教育事業部
MAIL:info-educ@sendenkaigi.co.jp