9月24日から10月1日の日程で実施した、米ニューヨーク視察研修ツアー「Business Creation Lab. in New York」。6日間の視察を通じ、時代の変化に合わせて新たなビジネスモデルの確立に動く先進企業の動きを捉えるとともに、日本の広告界が目指すべき方向性を探りました。アドタイでは、視察団が訪問した注目企業について、レポートを順次公開していきます。
また「宣伝会議」2018年1月号(12月1日発売)には、レポートの総集編を掲載します。こちらも、ぜひご覧ください。
取材対象
Huge
マネジメントディレクター ジェイソン・トランスバーグ氏
Webサイト制作からUXデザイン全般へと事業領域を広げ、現在ではNIKEやGUCCI、トヨタなどのメガブランドを手がけるようになったデジタルエージェンシー Huge。
ニューヨーク・ブルックリンに本社を置き、毎年30%の成長を続ける同社。今でこそ世界14カ所にオフィスを構えるグローバル企業だが、1999年の創業当初は、社員数10人に満たない小さなWeb制作会社だった。
同社マネジメントディレクターのジェイソン・トランスバーグ氏は、「クライアントの課題を解決するには、戦略策定からプロダクト開発、そしてマーケティングまでをフルサービスで提供する必要がありました」と、自社の事業拡大の軌跡を振り返る。
現在の同社が支援するのは、多くの企業・ブランドが最重要課題のひとつに挙げるデジタルトランスフォーメーションだ。「クライアントの多くは、disruption(破壊的イノベーション)の影響下にある企業。Amazonの台頭に苦しむ小売業界を筆頭に、メディア、金融サービス、ヘルスケアなど幅広い業界にわたっています」。
課題解決のために大幅な事業転換を伴うこともあるため、プライベート・エクイティ・ファンド(PEファンド:企業に投資して価値を高めた後に売却するファンド)と連携するケースも多く、またPEファンドから仕事の紹介を受けることもあるという。
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