成長を続ける企業では、この問題にどのように取り組んでいるのか。
デザイナーがコピーライター養成講座に参加する理由
広義のデザインへの対応力を磨く
100種類以上のサービスを提供するヤフーでは、それぞれのサービスや事業ごとに企画、技術、デザインを担うメンバーが所属している。全社横断のワーキンググループとして、デザイナーの教育・環境を統括する田部井伸弥さんは、「事業部制ではサービスに強くコミットできる反面、デザイナー同士の知識の共有やコミュニケーションの不足が課題になります」と話す。
そこで2年前から、数名のデザイナー代表で組成された「クリエイティブボード」という横断型組織を立ち上げた。
クリエイティブボードでは“デザイナー”を改めて、「ユーザーとの接点すべてにおける体験価値に責任を持つ人」と定義した。その結果、デザイナーにはUIにおけるグラフィックに限らず、掲載される言葉なども含めてデザインする意識が根づいていったという。
教育面はデザイナーの中から推薦で数名を選抜し、講座に参加してもらうなどの施策を行っている。第1期生として宣伝会議のコピーライター養成講座に参加した酒井謙吾さんは、「当初は自分の書いたコピーがダメな例で挙げられるなど、悔しい思いをしました。
『タクシー会社の新卒採用に使うコピー』という課題では、はじめ企業側の訴求内容ばかりを考えていましたが、そもそも就活生たちは何を考え、どういう気持ちで就活に臨んでいるのかに立ち返れたことで、優秀作品に選ばれることができました。こうした経験を経て、今まで以上にターゲットのことを考えたものづくりができるようになったと思います」と話す。
受講後は、企画担当とコンセプト開発から積極的に打ち合わせを行い、講座で得た知見はワークショップや社内のチャットツールを活用し、広くフィードバックしている。「この活動を通じて、『言葉の重要性』を改めて社内に伝えていきたい」と話してくれた。
「宣伝会議 オリジナル研修」
60年の歴史を持つ、マーケティング・クリエイティブの専門的な研修機関「宣伝会議」が、社員の成長につながる社員研修をお手伝いします。
詳細はこちら
株式会社宣伝会議 教育事業部
E-mail:info-educ@sendenkaigi.com
電話番号:03-3475-3030
FAX番号:03-3475-3033
受付時間:9:30-18:30(土・日・祝除く/FAXは24時間受付)
新着CM
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
販売促進
友人同士の宅飲みを再現した居酒屋 若年層へのブランド戦略、サントリー
-
販売促進
博報堂、令和の「買物欲を刺激する20のツボ」を定義 買物研が発表
-
販売促進
キリンビール、飲食店での取り扱い増でノンアル好調 2023年の販売数は前年比1....
-
クリエイティブ
「想像力の暴走」こそ最強だ。(谷山雅計)コピー年鑑2023より
-
AD
– 心地よい未来を、データとつくる。 –
-
AD
特集
【Ayudante主催】デジタル時代のマーケティング活用セミナー
-
販売促進
チュチュアンナのアプリ販促 3年でLTV伸長率135%を実現できた理由
-
広報
ヘラルボニーがロゴを一新 デザインは水野学氏