グランプリは鬼嫁のような存在?「宣伝会議賞」グランプリ受賞者の“いま”

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第56回「宣伝会議賞」の作品募集が開始になりました。応募要項、課題一覧が掲載となる月刊「宣伝会議」10月号(9月1日発売)では、「宣伝会議賞」に応募される方々に向けた、特別企画を展開しています。「アドタイ」でも、本誌の記事の一部を紹介。
本記事では、第55回「宣伝会議賞」でグランプリを受賞した林次郎さんに、受賞から半年経過した現在の率直な思いを紹介します。

第55回「宣伝会議賞」グランプリ受賞者の林次郎さん。

—実際にグランプリを受賞して、受賞前に抱いていたイメージと違いはありましたか?

応募を始めた第48回の時には、受賞なんて、とても現実的な夢には思えませんでした。コピーライターの仕事をしているわけでもない、自分のような一般の人には天井とかがあるのかな、って思っていましたから。ですが、初めてファイナリストに選ばれた第51回の贈賞式に行った時に、意外とプロではない人も多いことに気付いたんです。そこで、やっとグランプリまでの道筋が見えてきて、実際に第55回でグランプリを受賞して、「良いもの書いたら、グランプリまで繋がってるやん!」と実感することができました。

—受賞後、周囲の反応に変化はありましたか?

SNS上に自分の顔が写った贈賞式の写真がたくさん出回ったので、友人からは「写真の写りが悪い」と良くつっこまれましたね(笑)。

一方で、いろいろなところで「友人が宣伝会議賞のグランプリ受賞した」って自慢をたくさんしてくれたり、贈賞式の動画をシェアしてくれたりしました。静観はしていましたけど、内心嬉しかったです。

—100万円の使い道は?

格好をつけるわけじゃないですけど、賞金は本当に二の次でしたね。グランプリか100万円か、どちらかしかもらえないとしたら迷わずグランプリを選びます。唯一買ったものと言えば、買い替えようと思っていたスニーカーを高いものにしたくらいです。

—現時点で、林さんにとっての「グランプリ受賞」はどんな意味があったと思いますか?

グランプリ受賞は手を引いてくれるものであり、背中を押してくれるものですね。今回、第56回「宣伝会議賞」のティザーサイト用にコピーを書かせていただいたんですが、そのために140本コピーを考えました。グランプリを受賞してなければ、ここまで書けなかったと思います。

でも、たまに「(グランプリ受賞者なら)もっと書け!書けるやろ!」って尻を叩かれるので、鬼嫁に近いかもしれませんが(笑)。

第56回「宣伝会議賞」の応募要項、課題一覧を掲載した月刊「宣伝会議」10月号は、9月1日発売です。

応募は、第56回「宣伝会議賞」特設サイトからお願いします。

林 次郎(はやし・じろう)

1972年生まれ。自転車で江東区をさまよう関西人。玩具・日用品のメーカーで営業と企画と管理職を経験。公募と本屋とおでんが好き。尊敬する人は野茂英雄。第48回から宣伝会議賞へ応募。第51回でファイナリスト。第52回と第53回でシルバー。失意の第54回を経て、第55回でグランプリを受賞。

 

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