優れた病院広報など表彰 最高賞に茨城の友愛記念病院

(左から)友愛記念病院の加藤奨一院長、発表者の栁澤沙希さん、山中茜さん、日本HIS研究センターの石田章一代表理事。

ヘルスケアコミュニケーションの活性化を推進するNPO法人「日本HIS研究センター」は10月27日、医療・福祉施設の優れた広報事例などを称える「BHI(Best Healthcare Information)賞」の結果を発表した。最高賞には茨城県民生活共同組合友愛記念病院による、デジタルを活用し患者と診療情報を共有する取り組みが選ばれた。同日、京都市内で開かれた第22回全国病院広報研究大会で発表された。

友愛記念病院の受賞内容は「ヘルスリテラシー向上の鍵は診療情報の共有にあった」という内容で、同病院が6月に導入した患者と診療情報を共有するためのウェブサービス「カルテコ」(メディカル・データ・ビジョン)の利用促進を目的とした広報活動についての事例。

情報共有によって医療従事者、患者の家族、患者自身が一緒になって積極的に治療に参画することを目的としている。患者と診療情報を共有するサービスは全国的にも珍しく、患者をはじめとして、病院職員、地域の連携医療機関、地域住民に、その意義を伝え共感を高める必要があるため、積極的な広報活動が不可欠となった。

BHI賞(Best Healthcare Information)とは1995年に設けられた、医療・福祉施設が行う広い意味での情報公開や、文化・環境づくりにおいて革新的な取り組みや優秀な事例を表彰する賞。全国の優れた事例を紹介することで、病院広報担当者のモチベーション向上にも寄与している。

優秀賞以下は次の通り。

○優秀賞

・医療法人偕行会 (愛知県名古屋市)
食が育む社会との絆~医食同源を実践する偕行会グループの管理栄養士~

・JA 愛知厚生連 安城更生病院(愛知県安城市)
目指せ!戦略的広報~限られた資源で院内・院外広報を活性化する~

○企画賞

・社会医療法人三愛会 大分三愛メディカルセンター (大分県大分市)
“ファン”からはじまる口コミ広報~医療のこと、かたって語ろう「メディかたる」

・社会医療法人杏嶺会 一宮西病院(愛知県一宮市)
地域社会のヘルス IQ 向上を目指して

・京都大原記念病院グループ(京都府京都市)
ウェブサイトから広がった広報活動 – 分かりやすく、見つけやすい情報発信を目指して-

○入選

・医療法人松藤会 入江病院(兵庫県姫路市)
これからの地域の健康を支える子どもたちへ『病院探検隊』を通して伝えたいこと

・医療法人社団博愛会 (北海道帯広市)
ありが隊に願いを込めて・・・いつまでも社会に役割をもってイキイキ過ごして欲しい地域包括ケアシステムの実現へ…

・医療法人ハートフル アマノリハビリテーション病院 (広島県廿日市市)
魅力ある動画を活用した広報活動 もっと職場・仕事・指導内容を楽しく伝えたい!

・洛和会ヘルスケアシステム (京都府京都市)
超高齢社会を見据えた地域連携事業を広報!~ツールを有効活用して接点を増やす!包括的広報戦略~

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ