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ヤフー、全国統一防災模試第2弾を実施。渋谷に巨大広告も

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ヤフーは3月1日、防災に必要な知識を問う「第2回全国統一防災模試」を実施すると発表した。約155万人が参加した昨年に続く第2弾。新元号への変更を控えたタイミングのため、平成に発生した災害に関連した設問も盛り込んでいる。受験期間は3月1日から31日まで。

1日から放送しているテレビCMでは、昨年のCMにも出演した本木雅弘(防災啓発活動イメージキャラクター)に加え、若者世代の代表として齋藤飛鳥(乃木坂46)を起用。2人は模試の中のドラマ仕立ての設問にも登場する。

 

 

さらに、若者の防災意識を向上させるため、渋谷エリアに広告を掲出。MAGNET by SHIBUYA109には、2017年に銀座の旧ソニービルに掲出した「ちょうどこの高さ。」と同じシリーズの巨大広告を出した。東日本大震災で発生した最大で16.7mという津波の高さを体感できる広告だ。

また、渋谷Q FRONTビル両サイド(Q’s WALL)には、本木雅弘と齋藤飛鳥の巨大広告を掲出している。これらの広告掲出期間は3月1日から14日まで。

防災模試には、スマートフォンの「Yahoo! JAPAN」アプリと、「Yahoo! JAPAN」スマートフォン向けウェブページ内で参加できる。設問数は全25問で、選択肢から選んで回答する問題のほか、コンパス機能を活用して方角を回答したり、正しいスピードでタップして心臓マッサージのリズムを回答したりする、スマホの特性を活かしたインタラクティブ設問が用意されている。これまでの「全国統一防災模試」の中から正答率が低かった設問を再出題する試みもあり、知識の定着を目指している。監修は東北大学災害科学国際研究所の佐藤翔輔准教授。

防災模試を受けると、点数だけでなく「能力チャート」や「タイプ」が分かる。正解した設問のタイプや解答の速度を基に、防災に必要な5つの能力(「防御力」「行動力」「協働力」「知識力」「判断力」)がチャートで表示されるものだ。さらに、能力の特性から「防災の番人」「防災おかん」などの33個のタイプに分類される。

ヤフーの防災に関する取り組みは、月刊『広報会議』4月号(株式会社宣伝会議発売、社会情報大学院大学出版部発行)でも紹介しています。
当該号はこちら

【巻頭特集】
3.11から8年
災害リスク 広報が備えておくべきこと

Top Interview
西日本豪雨で被災した「獺祭」
その時、広報はどう動いた?
旭酒造 桜井博志会長

GUIDE
危機管理広報の専門家が解説
「広報部門は災害にどう備える?」
山口明雄(アクセスイースト 代表取締役)

CASE STUDY
(1)カルビー
ポテチショック後の戦略広報の
消費者とのコミュニケーションの基盤に

(2)ディスコ
国内外の顧客を安心させるため
12回のリリースで被災状況を発信

OPINION
経済記者が優先するのは
“市民への影響”の大きい話題
松林 薫(ジャーナリスト)

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災害発生時の企業サイト運用
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増井達巳(合同会社フォース 代表)

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もしもデマや風評被害に直面したら?
知っておきたいリスクと対処法
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サンスター「覚えてください、防災にオーラルケア。」

REPORT
防災・減災プラットフォーマーの動き
○ヤフー 530以上の自治体と防災協定
○LINE チャットボットを使った情報収集・共有

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データ資産を活用 進化する「防災」と情報共有
取出新吾(防災科学技術研究所)

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タウの被災車引き取り活動

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災害取材・防災のプロが提言
「企業は平時から情報公開を」
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シヤチハタ「防災・減災スタンプラリー」