「わかる・伝わる・ひらめく」力で、人生を変えよう


※次回イベントは3/20日19:00~21:00 銀座蔦屋書店「~企画者のための「抽象化」思考~」
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3月18日、『たとえる力で人生は変わる』の発刊を記念して、著者井上大輔氏のトークイベント「~「わかる・伝わる・ひらめく」力で、人生を変えよう~」が代官山蔦屋書店にて開催されました。ここではその時の内容をほんの一部お届けします。

抽象化は革新的なアイデアにつながる

日本人は「抽象」という言葉を聞くとマイナスなイメージを抱きがちです。どこか曖昧な印象があり、人に話をするときは「具体的に話しなさい」とよく言われます。ところが、海外ではこの「抽象」という言葉の捉え方が少し異なります。

「抽象」を英語にすると「abstract」となります。それは、例えば100ページを超える論文の最初の1ページによくある資料。それが「abstract」です。つまりは、膨大な情報の大事な部分だけを抜き出しわかりやすくまとめる。「抽象」という言葉にはそういう意味合いがあります。

近年、「抽象化」という言葉が注目を集めている背景には何があるのでしょうか。そのひとつは、大事なことを誰にでもわかりやすく伝えられる、ということがあるでしょう。しかしそれだけではありません。抽象的な概念は具体的なものよりも革新的なアイデアにつながる可能性が高いのです。

具体的なものの代表として、“マニュアル”があります。例えば、マクドナルドのハンバーガーのマニュアルには、パテを焼く時間や具材の分量など、とても具体的にその工程が記されています。これによって、誰でも一定の品質のハンバーガーを作ることができます。

しかしそこから革新的な、誰も思いつかないようなハンバーガーは生まれないでしょう。

そこで、ハンバーガーを抽象的に考えるとどうなるでしょうか。本質的な部分のみを抜き出して考えてみましょう。いろいろな答えがあるかもしれませんが、”ミンチ上の肉を焼いたものをパンで挟んだもの”としてみます。この作り方を聞くと、人によってさまざまなハンバーガーが生み出されそうではないでしょうか。

具体的なアイデアの進歩は少しずつです。対して抽象的なアイデアは革新的なイノベーションを起こす可能性を秘めています。

次ページ 「抽象化したものは応用が可能」へ続く

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