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セールスフォース、国内事業の投資強化 Salesforce Tower Tokyo開設と2000人増員

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セールスフォース・ドットコムは、4月11日(木)に創業20周年のイベントを開催。国内企業の「Digital Transformation(デジタル変革)」の支援を強化する目的で、国内事業への投資を拡大することを発表した。具体的には、現在1500人の社員に対して、2024年までに最大2000人を増員し、3500人規模にする。

また、日本生命丸の内ガーデンタワーの全オフィスゾーンを借受け、世界で8番目、アジアでは初のSalesforce Towerを開設する。2021年下半期より稼働予定だ。

イベントでは、セールスフォース・ドットコム 代表取締役会長 兼 社長 小出伸一氏が登壇。「今まさに第4次産業革命が進む中、デジタル変革のスピードを速めることはとても重要だと考えます。日本事業に対する投資を拡大することにより、当社が重視する”カスタマーサクセス”を実現する体制をさらに向上します」と意気込みを語り、企業が最高の顧客体験を提供しないと生き残っていけないと話した。

また、イベントに合わせて来日した米国セールスフォース・ドットコムの会長 兼 共同 CEO マーク・ベニオフ氏は、「この度のSalesforce Tower Tokyoの開設は、国内事業における大きなコミットメントの象徴です。20周年を迎えるにあたり、私たちはこれまで以上にカスタマーサクセス、イノベーション、そして地域社会への還元に力を注いでいきます」と語った。

来日した米国セールスフォース・ドットコムの創設者 マーク・ベニオフ氏

スペシャルゲストとしては、IT・科学技術担当大臣の平井卓也氏が登壇。いま進めているデジタルファースト法案に触れ、日本全国の企業の生産性を高めていくためのパートナーとして、同社のこれからに期待を寄せた。