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ユーザー起点でつくってきたブランド(日本緑茶センター)/販促コンペ・企業オリエンテーション

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6月4日13時まで企画募集中の「第11回販促コンペ」。このほど実施された課題協賛企業のオリエンテーションから、一部を編集部がピックアップ。ここでしか読めない、よりくわしい内容をお伝えしていきます。

今回は日本緑茶センターから「クレイジーソルトに夢中になるアイデア」という課題のオリエンテーションです(課題詳細ページはこちら

“販促”はほとんどやってこなかった

当社は1969年に創業し、本年で50周年を迎えます。「クレイジーソルト」をはじめとして、海外のお茶などを扱う輸入、製造、卸が主な事業です。

初めに、課題とした商品「クレイジーソルト」についてご説明します。「クレイジーソルト」はアメリカで生まれた岩塩ベースのハーブミックス調味料です。ひと振りで手軽にシェフの味を再現でき、どんな料理にも合う万能調味料というのが特徴です。

また、最近はオーガニックなども注目されておりますが、本商品は発売当初から食品添加物・化学調味料不使用の100%無添加調味料です。原材料である岩塩やペッパー、オニオン、ガーリック、タイム、セロリー、オレガノ以外は何も入っていません。

「クレイジーソルト」が誕生した経緯は、ブランドロゴにもなっている「ジェーン」というおばさんがクリスマスプレゼントとしてつくったことがきっかけです。そのため、クリスマスカラーの赤と緑のデザインが入ったパッケージとなっています。

1980年に日本で発売され、2020年には日本上陸40周年を迎えるロングセラーブランドです。40年の歴史の中で、ユーザー起点でさまざまな使い方が生まれてきている商品で、おうちごはんやアウトドア、料理カテゴリーも問わず、さまざまなシーンでご活用いただいております。

これまで、キャンペーンなどの販促活動をほとんど行ったことがないのですが、Instagramで「#クレイジーソルト」の投稿は1万2794件(2019年4月15日時点)あり、ユーザー起点の情報発信が多いことがうかがえます。このように、SNSや料理サイトでは自然発生的にさまざまなレシピや使い方が生まれております。

新規ユーザーへアプローチするために

次にユーザーについてですが、現在のメインユーザーは40歳代の女性です。リサーチをしたところ、30歳代~50歳代の50%以上の方に認知をいただいていますが、若年層への認知は、今後の課題のひとつとなっています。若年層の方の購買理由としては、母親が使っていたから自分も使っているという方が多いようです。また、商品を2~3カ月で使い切る方が40%以上で、比較的早いサイクルでお使いいただいている商品です。

最後に、企画を応募いただく際の注意点をご説明します。アイデアの制限は特に設けておりませんが、「クレイジーソルト」との生活を楽しんでいただける方を、さらに増やすためのご提案を待ちしております。予算は100万円~1000万円程度を想定しています。また、「クレイジーソルトシリーズ」は全部で6種類ありますが、今回は「クレイジーソルト」でお願いします。ちなみに、間違われやすいのですが、商品名であるクレイジーのスペルは“Crazy”ではなく“Krazy”ですので、注意してください。

ロングセラーブランドですが、今後も幅広く老若男女問わず、手に取ってもらいたいと思っていますので、ぜひみなさんからの新しい斬新なアイデアをお待ちしております。

 

日本緑茶センターの課題詳細ページはこちら
第11回販促コンペ公式サイトはこちら