5月29日、アドビ システムズ(以下、アドビ)とサムスン電子ジャパン(以下、サムスン)はGalaxy Harajukuで記者発表会を開いた。サムスンの新端末と「Adobe Premiere Rush for Android」の紹介があったほかトークイベントを実施。「令和元年“一億総クリエイター時代”の到来!?」をテーマに、動画マーケティングに精通するワンメディア 代表取締役/CEO 明石ガクト氏と、YouTuberとしても人気のクリエイティブアーティスト あさぎーにょ氏が対談を行った。
2018年にアドビがリリースしたビデオ制作アプリ「Adobe Premiere Rush」。今月5月21日からAndroid版の提供が始まった。同時に、サムスンの最新スマートフォン端末「Galaxy S10/S10+」に最適化した「Premiere Rush for Samsung」をグローバルでリリース。イベントでは、両者はグローバルでパートナーシップを強化していると語られた。
明石ガクト氏とあさぎーにょ氏によるトークセッションでは、中盤、“動画の差別化が難しい中で、どのように自分らしさを確立してきたか”という話題に。
これに対し、あさぎーにょ氏は、「動画を上げ続けていると『あさぎーにょってこうだよね』というコメントをもらったりする。その中で、だんだん自分らしさを自覚した」と語ったうえで、「動画編集ではテンポ感を一番大事にしている。ぽけーっとしゃべる時間もあれば、急に早送りをしたり。ハッとする瞬間をたまに入れる。また自分らしい表現をところどころに入れて、『これが見たかったんだ』と思ってもらえるような“毎回の安心感”をつくっている」と明かした。
明石氏は、「自分たちが好きなもの、ルーツを今の時代にどう転換していくか、というところが、自分たちのスタイルにつながってくるのではないか」と考えを語った。
「スマホで本格的な動画編集が可能になった令和時代、どのような動画表現が出てくるのか」。最後に、そう問われた明石氏は、「インターネット上におけるクリエイティブ表現は、文字で絵を描くアスキーアートから写真やブログ、今では動画中心に移り変わってきた。今後、全く新しいビジュアルプラットフォームに表現を対応させていく必要があるかもしれないが、どの時代も共通して“どういう目線で世界観を切り取って、自分らしいクリエイティブを生み出していけるか”が重要」と語り、締めくくった。
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